コーヒーや紅茶をたくさん飲むと、歯が黄ばんでしまうと言われています。
確かに、着色汚れが起こりやすい食べ物や飲み物というものは、あります。
しかし、黄ばみの原因はこれだけではありません。
日々のブラッシングや、体質的な部分も関係しているのです。
気になる黄ばみの原因について、一緒に確認していきましょう!
黄ばみの原因~①プラークの付着~
1つ目の黄ばみの原因は、歯にプラークが付着していることで起こります。
歯石は、時間が経つにつれてどんどん変色していきます。
その結果、黄ばみとして表れるのです。
さらに、黄ばみのきっかけとなるプラークは、そのまま放置すると虫歯や歯周病へのリスクを高めてしまいます。
そのため、放置せずにブラッシングを丁寧に行ったり、歯科クリニックで取り除いてもらったりしましょう。
黄ばみの原因~②虫歯や歯周病の進行による影響~
黄ばみの原因の2つ目は、虫歯や歯周病の進行にもあります。
特に、虫歯の場合は進行すると「脱灰」と呼ばれる歯の表面が溶けてしまう現象が起こります。
脱灰が進んでいくと、歯の本来の白さは失われてしまいますので、絶対に避けなければなりません。
さらに、黄ばみだけでなく、痛み等の症状が出てくることもあります。
従って、黄ばみの原因によっては、きちんとした治療をしなければならないことを覚えておいて下さい。
虫歯や歯周病が原因になっている時は、ホワイトニングのような方法だと対応しきれません。
黄ばみの原因~③個人の体質や加齢によるもの~
3つ目の黄ばみの原因は、ブラッシング不足にありません。
歯の黄ばみは、個人の体質や加齢による形で現れることもありますから、直接的な原因がないこともあるのです。
特に、加齢が原因の場合は、エナメル質がどんどん削れてしまうことで発生しますから、個人で対応することが難しいのです。
このような場合は、個人のブラッシングで改善することができません。
なぜなら、体質的な問題になり、ブラッシングでどうこうできる範疇を越えてしまっているからです。
従って、歯を白くしたい、見た目を良くしたいと考えている場合は、歯科クリニックを受診するようにして下さい。
体質が原因の場合は、歯科クリニックでホワイトニングの施術をすることで解決できます。
セルフでの対策が難しいですから、プロの力を頼るべきです。
「虫歯等がないのになぜか歯が黄ばんでいる」と感じている場合は、是非ご相談下さい!
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・歯の黄ばみの原因は、飲食物だけでなくプラークの付着も関係している
・プラークだけでなく虫歯や歯周病の進行も、歯の黄ばみを進めてしまうことがある
・個人の体質や加齢の影響でも、歯が黄ばむことがあるが、個人での対策は難しい
・体質的な原因がある場合は、ホワイトニングの施術でなければ改善しない
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう。