歯と体全体の健康豆知識~「卑弥呼の歯がいいぜ」を覚えよう~

皆さんは日頃、よく噛んで食べていますか?
「よく噛む」というのは、虫歯予防の基本になります。
さらに、噛むことは体全体の健康にも影響しますから、軽んじてはいけません。
それをしっかり覚えられる「卑弥呼の歯がいいぜ」という標語があるのですが、これはどのような意味なのでしょうか。
今回は、歯と体の豆知識をお伝えします!

歯と体の豆知識~①「卑弥呼の歯がいいぜ」って何?~

歯と体の豆知識として、「卑弥呼の歯がいいぜ」と、紹介されることがあります。
まずは、その意味を一つ一つ紐解いていきましょう。
具体的には、以下の通りです。

・ひ…肥満予防
・み…噛むことで味覚の発達が促される
・こ…口の筋肉が発達し、発音が良くなる
・の…噛む刺激で脳の発達を促す
・は…唾液の分泌が促され、歯の健康を守る
・が…唾液ががん予防に繋がる
・いい…胃腸の消化を促進する
・ぜ…奥歯を噛み締められることで、全力投球できる

言葉のそれぞれの意味を知ると、どれも体を大切にするために必要な内容であることが分かります。
噛む回数が少ないと、何かしらの不調や病気になりかねません。
噛むメリットを改めて理解する上でも、「卑弥呼の歯がいいぜ」は知っておくべきです!

歯と体の豆知識~②現代人との噛む回数の違い~

ところで、標語に出てくる卑弥呼は、語呂合わせのために登場していると思っていませんか?
実は、「卑弥呼」にも歯に関するちょっとした豆知識があるのです。

現代人が食事で噛む回数は、約600回と言われています。
しかし、卑弥呼のいた時代の人が食事で噛む回数は約4000回と、現代人の6倍以上も咀嚼をしていました。
一日に4000回咀嚼をすることは不可能かもしれませんが、現代人は少なく過ぎると言っても過言ではありません。

そのため、噛む行為を意識して食べることが大切なのです。
そのことを思い出させてくれるのが、「卑弥呼の歯がいいぜ」だと考えましょう。

もちろん、食べ物によっては噛みにくい食材もあります。
しかし、そのまま流し込まずに少しでも咀嚼して食べることによって、唾液の分泌を促すだけでなく、消化を良くしてくれるのです。
特に、歯だけでなく、胃腸が弱い人にとっても役立つ情報ですから、今日から始めてみて下さい。

しかし、嚙み合わせに不具合があると、歯の健康に良いことであってもマイナスになる可能性があります。
咀嚼状態が正常かどうか、不安な時は歯科クリニックで一度チェックしてもらいましょう。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯と体の健康には、「卑弥呼の歯がいいぜ」が必要不可欠

・歯の豆知識として、卑弥呼がいた時代の人は現代人の6倍以上の咀嚼をしていた

・現代人は、圧倒的に噛む回数が足りなすぎる

・正しい咀嚼ができなければ体全体にも悪影響になるため、嚙み合わせのチェックは大切

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう。

東京都練馬区光が丘(土支田)で歯科(歯医者さん)をお探しの際には、是非、土支田ファミリー歯科にご連絡ください!患者様には、治療内容をアニメーション動画で分かりやすく説明し、納得頂ける治療をさせて頂きます。