ココナッツオイルで歯が白くなる、という話があるのはご存じでしょうか?
実際に、ココナッツオイルを使い続けていたら歯が白くなった、という人もいるのですが、ココナッツオイルには本当にそんな効果があるのでしょうか?
果たしてココナッツオイルが歯を白くするのかどうか、解説します。
ココナッツオイルの効果
歯のケアにココナッツオイルを使用するというのは、アーユルヴェーダで唱えられている自然療法によるものです。
ココナッツオイルでうがいをするオイルプリングという方法で、口腔内の細菌を洗浄するのです。
口の中には虫歯や歯周病の原因菌を始めとした多くの細菌がいて、歯をしっかりと磨いても1000億個以上、あまり磨かない人では1兆個以上もの細菌が生息しています。
洗浄することで虫歯や歯周病の原因菌も除去することができ、予防になるのです。
歯周病は、歯垢に含まれた細菌の働きでできる歯石が原因となるのですが、オイルプリングでは歯石になる前に細菌を除去することができます。
歯垢は歯が黄ばむ原因でもありますが、オイルプリングによって歯垢も除去できるため、ココナッツオイルは歯を白くすると言われているのです。
ただ、どちらかと言えば効果があるのは歯茎の健康に対してです。
ココナッツオイルでオイルプリングを行うと歯が白くなるというのは、残念ながら、化学的に証明されたものではありません。
そのため、効果には個人差が生じると思っておきましょう。
オイルプリングは、朝起きてすぐに行うのが効果的です。
起きた時が最も口腔内の細菌が多くなっているため、口の中をリセットするのに最適なのです。
歯を白くするならホワイトニング
ココナッツオイルで歯を白くできる可能性があるのは、表面的な汚れによる黄ばみだけです。
奥まで浸透している場合や色素沈着している場合などは落としきることはできないため、確実に白くしたいのであればホワイトニングを受けましょう。
歯科医院で受けるホワイトニングは1回でもかなり白くなり、2~4回で完全に白くすることができます。
また、薬剤を処方してマウスピースを製作し、ホームホワイトニングで歯を白くすることも出来ます。
ココナッツオイルを使ってみたものの、イメージしたほど変わらないと思った時は、ホワイトニングを試してみましょう。
回数を調整することで、希望した色調にできます。
まとめ
ココナッツオイルによるオイルプリングは、口腔内の細菌除去に役立ちます。
細菌を除去した際の副産物として歯が白くなることはありますが、その場合も表面的な着色にしか効果がありません。
根本的に歯を白くしたいのであれば、ホワイトニングの施術を受けた方がいいでしょう。
現在オイルプリングを続けている人も、ホワイトニングを受けることでより白い歯にできます。
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