子どもの歯を虫歯から守るために「仕上げ磨き」は欠かせません。
その際、子どもが使用していた歯ブラシを、そのまま使っていませんか?
実は、仕上げ磨き用の歯ブラシがきちんとあるのです。
ここでは、仕上げ磨き用の歯ブラシの特徴をご紹介しましょう。
仕上げ磨き用の歯ブラシの特徴
仕上げ磨き専用の歯ブラシは、通常の子ども用の歯ブラシと違い、ヘッド部分が小さい特徴があります。
そして、口の中を自由に動けるように動きやすい形をしていますので、とても扱いやすいのです。
もう少し具体的な特徴を挙げると、ネック部分に角度がついていたり、ハンドルが長かったり、大人が持ちやすいような設計になっています。
仕上げ磨きは、自分で歯を磨く時と歯ブラシの持ち方や磨き方が変わりますので、初めての親御さんは慣れるまでにどうしても時間がかかります。
その負担を軽減する設計の歯ブラシですから、使わない手はありません。
仕上げ磨きが卒業できるまでは、常備しておくと良いでしょう。
仕上げ磨き用の歯ブラシがある理由
仕上げ磨き用の歯ブラシには、磨き残しをなくすメリットがあります。
子どもが普段使用している歯ブラシだと、奥歯の手の届かない部分が磨ききれないことも少なくありません。
その際にヘッド部分が少し小さめの仕上げ磨き用の歯ブラシを使用すると、磨ききれなかった箇所のブラッシングがきちんと行えるのです。
これこそが、「仕上げ磨き」なのです。
さらに、子どもが仕上げ磨きを嫌がらなくなるメリットもあります。
通常の歯ブラシで仕上げ磨きをすると、ヘッド部分が口に当たってしまい、不快に感じる子どもが多いのです。
いくら親御さんが丁寧に磨きたいと思っても、歯ブラシが口の中で暴れているような感じになると、子どもも落ち着きません。
子どもの負担を軽減する意味でも、使用するメリットがあるのです。
仕上げ磨き用の歯ブラシ選びで困ったら…
ところで、これから仕上げ磨き用の歯ブラシを探そうとしても、どれが良いのか迷ってしまう人もいるはずです。
そのような時は、まず歯科クリニックに相談することをお勧めします。
仕上げ磨き用の歯ブラシの見本を用意していますし、具体的な選び方もレクチャーしますので、購入時に失敗することはありません。
子どもの歯を守るために、気軽に勉強しに来て下さい。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・仕上げ磨き用の歯ブラシは、大人が子どもの口の中を動かしやすいように設計されている
・使用すると、磨き残しを少なく、丁寧にケアすることができる
・仕上げ磨きが苦手な子どもでも、不快にならないような構造になっている
・歯科クリニックでは見本を用意しているので、迷ったときは是非ご相談を
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう。