口臭が気になっても、すぐに歯磨きができない時もあります。
そのような時に口臭予防になる食べ物を食べておくと、臭いの軽減ができるのです。
一体、どのような食べ物を食べると口臭予防になるのでしょうか?
今回は、口臭予防としてお勧めしたい食べ物を3つご紹介します。
口臭予防になる食べ物~①リンゴ~
リンゴは、口臭予防になる食べ物の代表格です。
リンゴに含まれているリンゴポリフェノールは、口臭の原因となる成分の発生を抑えてくれる働きがあります。
そのため、臭いの強い食べ物を食べた後、デザートとして食べておくと効果的なのです。
ガムのような口臭ケアグッズがなくても簡単に予防できますから、知っておいて損はありません。
また、リンゴを食べることで、歯の表面についている食べかす等の汚れを取り除いてくれますから、口内を綺麗にしてくれる特徴もあります。
口臭の原因は、食べ物だけでなく、口に残っている汚れが原因の時もありますから、様々な状況に対応できる食べ物になります。
口臭予防になる食べ物~②パイナップル~
次にご紹介する口臭予防になる食べ物は、パイナップルです。
口臭が発生する原因の中に、舌の汚れによるものがあります。
舌にはたんぱく質が固まった汚れが溜まりやすいですが、それをパイナップルに含まれている酵素が分解してくれるのです。
舌の汚れが気になっている方は、是非パイナップルを食べてみて下さい。
注意点は、加熱加工されている缶詰のパイナップルにはこの効果がありませんので、新鮮な物を食べるようにしましょう。
パイナップルは料理をより美味しくするために使われることが多いですが、口臭予防にも大いに役立つのです。
口臭予防になる食べ物~③レモン~
最後にご紹介する口臭予防の食べ物は、レモンです。
レモンにはクエン酸が含まれており、殺菌作用に優れています。
クエン酸は口内に溜まっている細菌にも効果がありますから、食べておくと口の中を清潔にすることができるのです。
さらに、酸っぱい食べ物を食べると、体の反応として唾液が多く分泌されます。
唾液の分泌量が増えた結果、口臭だけでなく、虫歯予防にも繋がりますので、多くのメリットが得られるのです。
しかし、これらの食べ物を食べても臭いが治まらないこともあります。
そのような時は、トラブルが発生している可能性がありますので、放置せずに歯科クリニックで対応してもらいましょう。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・リンゴは口臭予防だけでなく、口全体を綺麗にしてくれる食べ物
・舌からの口臭が気になる時は、パイナップルが予防に役立つ
・口の中にいる細菌が原因の場合は、レモンに含まれるクエン酸の殺菌作用が役立つ
・紹介した食べ物を食べても臭いが治まらない場合は、歯科クリニックを受診すべき
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう。