世代を問わず、予防歯科を徹底することは大切です。
しかし、年齢ごとに現れる症状は違いますから、同じメンテナンスをしているだけでは、いずれ対応できない時が来てしまいます。
世代に応じた予防歯科ができると、歯がいつまでも健康でいられるのです。
今回は、世代ごとの予防歯科について、注意点をまとめてみました。
10代～20代の予防歯科の注意点
まず10代～20代の若い世代の予防歯科の注意点は、さぼらないことです。
まだまだ若いですから、多少歯磨きをさぼってしまってもリカバリーが効くことがほとんどです。
ですが、歯磨きの習慣が身につかないままだと、年齢を重ねた時に虫歯や歯周病になってしまう可能性があります。
症状が発覚する患者様の中には、若いうちに歯磨き習慣が身につかず、さぼり気味だったという共通点があります。
若いうちは、自分でセルフケアをする習慣を身につけることを第一に考えましょう。
30代～50代の予防歯科の注意点
次に30代～50代の予防歯科の注意点は、早期発見を心がけることです。
これらの世代は、歯のトラブルが多発しやすいと言われています。
ここできちんとしたケアや治療が行えないと、歯が抜けてしまったり、症状が重症化したりしてしまうのです。
しかし、30代～50代は仕事やプライベートが忙しくなる世代でもありますから、歯科クリニックへの受診が難しい方も少なくありません。
ですが、大きなライフイベントを控えている時こそ、定期検診でトラブルがないかを確認し、万全の体制を整える必要があります。
将来の歯の健康のために、少しでも歯に違和感がある場合は必ず時間を確保して、歯科クリニックを受診するようにして下さい。
60代以降の予防歯科の注意点
60代以降の予防歯科の注意点は、たった1つです。
疑わしい症状があった時は、すぐに歯科クリニックを受診することです。
若い時にメンテナンスの習慣が身についている方は、大きなトラブルがあっても未然に解決しています。
さらに、歯科クリニックで定期検診を受けている場合は、かかりつけ医がいますので、安心して相談できる相手もいるのです。
他方で、症状があっても長年見て見ぬふりをしていた方は、治療ができる最後のチャンスですから、観念して受診しましょう。
歯科クリニックでは、世代に応じた歯の悩みに対応していますので、アドバイスから治療まで何でもお任せ下さい!
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・10代～20代の予防歯科の注意点は、セルフケアをさぼらないこと
・30代～50代の予防歯科の注意点は、早期発見をすること
・60代以降の予防歯科の注意点は、メンテナンスの習慣がない人ほど早めに受診すること
・世代ごとの予防歯科の注意点は、歯科クリニックで確認し、日常生活に取り入れよう
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう。
