歯科クリニックで定期検診を受けると、最後に結果の説明や健診票を見せてくれます。
その際、専門用語の入った説明が分かり辛かった、という経験をしたことはありませんでしたか?
現状が分からないと、正しい歯磨きができず、困ってしまうでしょう。
そこで今回は、歯科クリニックで使用される専門用語について解説します。
歯科クリニックの専門用語~①歯は数字で表記される~
1つ目の歯科クリニックの専門用語は、歯の場所についてです。
定期検診を受けていると、「上の前歯」という形で健診票に記載はされません。
必ず、1、2といった番号で表記されるのです。
これは、一般の考え方とは違う数え方になります。
番号の付け方は、前歯を1番として、奥歯の方へ行くほど番号が大きくなります。
歯科クリニックで歯のチェックをしている時に、聞いてみて下さい。
慣れてくると、どこの歯をチェックしているのかを一緒に確認できるようになります。
歯科クリニックの専門用語~②虫歯の表記の仕方~
2つ目の歯科クリニックの専門用語は、虫歯の表記の仕方です。
よく歯科検診で、「C0、C1」という風に呼ばれているのを、聞きた覚えはありませんか?
これは、虫歯の状態を専門用語で簡潔に表したものです。
「C」はカリエス、虫歯を表す言葉になります。
横に付随している数字は、0~4までの5段階あり、数字が大きくなるにつれて虫歯の進行が進んでいることを意味します。
この数値で注意すべきは、3以降であることを覚えておいて下さい。
3以降の状態は、基本的に治療をしなければ悪化する、深刻な状態になることが明らかな度合いです。
従って、歯科検診で指摘された際は、治療をどうするのか、その方針に関してもセットで説明されることとなっています。
このような数字の情報を知っていると、自分でも治療に向けた心構えができるでしょう。
歯科クリニックの専門用語を知ることで、健診内容の理解が深まる
今回解説した歯科クリニックの専門用語は、基本的に変わりやすいように説明してくれます。
しかし、今やっている検査が何であるのか、すぐに聞けない時もあるかもしれません。
そのような時に、今回の知識を知っていると、一緒に歯の状況を確認することができます。
この他にも、専門用語はたくさんあります。
不明なまま治療を始めないためにも、歯科クリニックで疑問を解決しましょう。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・歯科クリニックでは、検査等をスムーズに行うために専門用語が使われている
・歯の場所は、番号表記で位置を把握している
・虫歯の状態は、Cと数字を使って、進行状態を表現している
・専門用語を知ることで、いつもの健診も何を行っているのか、より分かりやすくなる
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう。