口内炎は虫歯の影響でもできてしまうの?

口内炎ができてしまうと、日常生活に地味に支障をきたします。
みなさんにとって厄介な口内炎、これは何故できてしまうのでしょうか?
実は、口内炎の発生には、虫歯が深く関わっているのです。
虫歯予防を徹底することで、口内炎の予防にも繋がるというのです。
今回は、口内炎が発生するメカニズムから、虫歯予防の重要性をご説明しましょう。

口内炎のきっかけの一つ~虫歯によってかけた歯がある場合~

口内炎が発生するきっかけとして、虫歯によって歯が欠けてしまった場合が挙げられます。
正常な歯のちょっとした部分でもかけてしまうと、付近の粘膜に傷がつきやすくなってしまいます。
その結果、口内炎が発生することがあるのです。
このような場合は、ストレス等が原因で起こっている訳ではありません。
むしろ、歯のトラブルの延長上として起こっていることだと考えるべきです。

何より、歯が欠けてしまうと、虫歯菌がそこから侵入してしまい、虫歯が悪化しやすくなってしまいます。
従って、ちょっとくらいだからと楽観視するのは避けて下さい。

口内炎の再発がひどい場合は虫歯との関係性を疑うべき

ところで、口内炎の状況によっては、再発を繰り返してしまうほどの状態になっていることもあります。
このような場合は、要注意です。
なぜなら、口内炎が再発する状態になると、虫歯菌等の菌が原因になっている可能性がありますから、素人判断の対応をしてはいけません。

先程、欠けた歯が粘膜を傷つけると説明しましたが、傷ついた粘膜は敏感になっています。
その状況で虫歯菌が侵入してしまうと、より症状が悪化してしまうのです。
このように、ウイルスが原因で発生する口内炎を「ウイルス性口内炎」と言い、根本のウイルスを倒さなければ治りません。
そのため、現在虫歯を抱えている人ほど、口内炎の発生リスクに敏感になるべきなのです。

2つとも別の症状のように見えますが、症状の発生原因には虫歯菌という共通点があるのです。

口内炎の発生に虫歯が関わっている時はどうすれば良い?

口内炎の発生に虫歯が関係している場合は、すぐに歯科クリニックに行き、全ての治療をしてもらうことをお勧めします。
一見すると、口内炎の治療は歯科クリニックでないと思いがちですが、口の中のトラブルですから範囲外ではありません。
虫歯と一緒に治療を受けられますから、安心感が得られます。

忙しく受診ができない場合は、市販の口内炎を直す薬を利用しても構いません。
時間が取れた時に、歯の状態を含めて相談するようにして下さい。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・口内炎は、虫歯によって欠けた歯が粘膜を傷つけたためにできる

・口内炎は、傷ついた粘膜に虫歯菌が侵入したために発生することもある

・口内の環境が悪化していると、同時に口内炎も治りにくく再発しやすい

・虫歯の影響が考えられる場合には、歯科クリニックで全ての治療や対策をしてもらおう

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう。

東京都練馬区光が丘(土支田)で歯科(歯医者さん)をお探しの際には、是非、土支田ファミリー歯科にご連絡ください!患者様には、治療内容をアニメーション動画で分かりやすく説明し、納得頂ける治療をさせて頂きます。