インプラント治療後の日常生活の変化について

インプラント治療を行っている患者様は、年々増えています。

その背景には、総入れ歯よりも日常生活が良くなることが関係しています。

今回は、インプラント治療後の日常生活の変化についてお伝えします。

インプラント治療後の生活イメージが掴めない患者様は、是非ご覧ください。

インプラント治療で口元に変化が現れる

インプラント治療における変化の1つに、見た目の変化があります。

総入れ歯が必要なくらいの状態になると、歯がないことから十分な咀嚼ができません。

咀嚼ができないことは虫歯リスクを高めるだけでなく、口元の筋肉が衰えてしまう原因にもなるのです。

その結果、口元にしわやたるみが目立ってしまうことも珍しくありません。

インプラント治療を行うと、歯があることで十分な咀嚼ができるようになり、口元の筋肉が衰えることがありません。

歯の違和感を気にせずに食事を楽しめるだけでなく、口元を含めた顔全体にハリが出てくるようになるのです。

しわやたるみは、表情を暗くしてしまいます。

女性の患者様が抱えやすい悩みを、インプラント治療では解決できます。

インプラント治療で免疫力にも変化

十分な咀嚼ができることは、口元の筋肉だけでなく、消化吸収を促進することに繋がります。

咀嚼が不十分だと、胃や腸に負担がかかりますから、健康に影響が出てしまうのです。

胃や腸が弱ってしまうと、免疫力も低下し、更なるトラブルに発展する恐れがあります。

インプラント治療を受けると、免疫力アップに繋がりますから、健康面にも良い変化が得られます。

歯がないという事実は、精神面にも影を落とします。

体全体にプラスになるという点では、選択肢の1つになり得るのです。

インプラント治療で健康管理のモチベーションに変化

また、インプラント治療を受けると、免疫力が上がることから、健康管理のモチベーションに変化が生じる患者様が多いです。

例えば、治療をきっかけに新しくスポーツを始める方がいるそうです。

これは噛み合わせが不十分だと、難しいことです。

歯に不安があるからと、新しいことにチャレンジができないのはいけません。

今回の記事を通して、インプラントは日常生活を大きく変える要素になることがご理解頂けたはずです。

楽しく長く生きるための選択肢として、是非検討してみてください。

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インプラント治療後の日常生活における注意点

インプラント治療後の日常生活では、前述したように良くなる点もあれば、注意しなければいけない点もあります。

具体的には、以下のような点です。

・食事
・ブラッシング
・運動
・喫煙

各項目について詳しく説明します。

食事

インプラント治療後の日常生活では、食事のタイミングや内容に気を付けなければいけません。

術後麻酔が切れるまでの数時間は、唇や口の感覚が麻痺しています。

そのため、飲食が不自由になって頬などを噛むおそれがあるため、麻酔が切れるまでは飲食を控えましょう。

また術後1週間程度は、硬いものや辛み・苦みを感じる刺激のあるものなどを避けるべきです。

歯や歯茎に負担のかかるものは、出血や痛み、腫れが長引く原因になります。

ブラッシング

インプラント治療の直後は、ブラッシングも控えるべきです。

傷口を触ってしまうことにより、治りが遅くなったり、傷口が開いてしまったりするおそれがあるからです。

具体的には、抜歯を終えるまでの1週間~10日程度は、傷口を刺激しないようにしましょう。

ブラッシングの代わりとしては、うがい薬の使用がおすすめです。

ただし、強くブクブクとうがいをするのは出血の原因になりかねないため、刺激にならない程度に活用しましょう。

運動

インプラント治療後はなるべく安静にし、運動は行わないようにしましょう。

口の中とは言え、外科治療を行った後は傷口から出血しやすい状態になっています。

そこに運動をすることで全身の血行が良くなり、その影響によって傷口から大量に出血することも考えられます。

具体的には、インプラント治療が終わってから2週間程度は運動を控え、傷口がある程度治るのを待つべきです。

ちなみに、インプラント治療直後は運動だけでなく、入浴も同じような理由で避けるのが無難です。

運動と同様、入浴で身体を温めると血行が良くなり、痛みや出血の可能性が出てきます。

そのためインプラント治療から数日間は、湯船に長時間浸かることは避け、シャワーを浴びる程度にとどめておきましょう。

喫煙

インプラント治療後は、なるべく節煙・禁煙するのが理想的です。

なぜならインプラント治療後に喫煙してしまうと、傷の治りが悪くなったり、インプラントが顎の骨に定着しにくくなったりする可能性があるからです。

また口内の唾液量が減少し、細菌感染のリスクが上昇したり、歯周病やインプラント周囲炎が悪化したりするのもデメリットです。

もっと言えば、喫煙は治療後ではなく、治療前から控えておくべきです。

前もって節煙や禁煙をしていれば、インプラントの寿命も伸ばしやすくなります。

自分の力だけで禁煙するのが難しいという方は、専門医の力を借りてみることをおすすめします。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・インプラント治療を受けると、口元のしわやたるみが改善される

・インプラント治療で十分な咀嚼ができるようになり、免疫力がアップする

・インプラント治療を通して、健康管理のモチベーションに変化が生じる

・インプラント治療は日常生活を良くするきっかけになること間違いなし

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう。

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