【光が丘土支田の歯医者】歯根破折の原因や症状について

代表的な顎顔面外傷として、歯の外傷というものがあります。

こちらは、歯そのものや周辺の組織にキズ、状態の変化などが見られるもので、大人から子どもまで誰しもに症状が出る可能性があります。

ここからは、歯の外傷の一つである“歯根破折”の原因や症状などについて解説したいと思います。

歯根破折の概要

歯根破折は、歯の根っこにヒビが入ったり、割れたり、折れたりしてしまう症状です。

虫歯や歯周病などと同じく、こちらは自然に治癒することがなく、それどころか、破折の位置が悪い場合は抜歯をしなければいけません。

また、抜歯をしたくないことから、こちらの症状を放置すると、折れた歯は必ず感染源になるため、ひどい場合は入院治療が必要な症状を及ぼすことも考えられます。

歯根破折の主な原因

歯根破折の原因としては、まず外的衝撃が挙げられます。

こちらは、他の顎顔面外傷にも言えることですが、例えば事故に遭ったり、転倒、転落したりしたとき、顔面をぶつけたことによりショックで、歯根が割れたり折れたりすることは十分にあり得ます。

また、その他の原因としては、神経を抜いた歯の歯質が弱まることも挙げられます。

神経がなくなった歯は、例えるなら枯れ枝のような状態であり、生きた枝のようなしなりがなく、折れやすくなっています。

一方、神経がある天然歯は、しなる力があり、歯ぎしりや食いしばりなどでダメージを受けたとしても吸収することができます。

そのため、一切割れないというわけではありませんが、多少のことでは歯根破折を発症しません。

歯根破折の症状

歯根破折は、虫歯のように大きな痛みが出にくいのが特徴です。

特に、神経がなくなった歯については、ほとんど痛みがありません。

また、歯根にダメージがあることにより、被せ物と土台の部分が一緒に外れてきたり、噛みしめたときにパキッという音がしたりすることもあります。

その他、歯茎の一部が腫れたり、1本の歯だけが動いたりするのも、歯根破折特有の症状です。

破折部では細菌が増殖しやすく、局所的な歯周炎を起こすことがあり、特定の歯根のみがダメージを受けていることから、1本だけ動く場合は、歯周病よりも歯根破折の可能性が高いです。

まとめ

ここまで、歯根破折の原因や症状について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

歯根は骨の中に埋まっているため、その状態を直接目で確認することはできません。

そのため、歯根破折の判断は非常に難しいですが、前述したような歯やその他の歯周組織における異変があった場合は、なるべく早く歯科クリニックに相談することをおすすめします。

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