【光が丘土支田の歯医者】転倒による子どもの顎顔面外傷を防ぐ方法

顎顔面外傷とは、顎や顔面の骨折、歯や軟組織の外傷のことであり、こちらは転倒などの事故によって引き起こされます。

特に、子どもは大人と比べて転倒しやすいため、親御さんはできる限りの対策を取っておかなければいけません。

ここからは、転倒による子どもの顎顔面外傷を防ぐ方法を中心に解説します。

子どもが転倒しやすい理由

特に歩き始めの幼い子どもは、転倒のリスクが高く、それに伴って顎顔面外傷を引き起こしやすくなります。

幼い子どもは、身長が低く視野も狭いため、近くにある段差などをすぐに察知することができません。

また、重心の位置が高いことも、いわゆるよちよち歩きになりやすい要因であり、こちらも転倒を引き起こす一因と言えます。

その他、平衡感覚が未発達であることも、スムーズな移動を阻害する要因です。

転倒による子どもの顎顔面外傷を防ぐ方法～屋内編～

前述したような理由から、子どもの転倒自体を防ぐことはとても難しいです。

そのため、親御さんは自宅などの屋内において、なるべく子どもが転倒しにくい、転倒してもダメージが少ない環境をつくるようにしましょう。

まず、自宅の床については、クッションフロアやラバータイルなど、なるべくソフトな床材を使用することをおすすめします。

床が硬い場合、子どもが転倒したときに顎顔面外傷を引き起こす可能性が高くなります。

また、子どもは何もないところで急につまずき、転倒することがあるため、大けがにつながらないように、本棚やテレビ台などはなるべく角のないものを選びましょう。

転倒による子どもの顎顔面外傷を防ぐ方法～屋外編～

屋外で親御さんが気を付けたいのは、まず子どもから目を離さないということです。

子どもは急に駆け出したり、予測のつかない行動を取ったりすることがあるため、基本的には常に手をつないでおきます。

また、横断歩道を渡る際、黄色信号であれば必ず止まりましょう。

きちんと青信号になってから、子どものペースに合わせてゆっくり歩くことで、転倒のリスクは軽減します。

その他、公園などで遊ぶ際、シーソーやブランコ、滑り台など、落ちる危険がある乗り物は、子どもが慣れるまで一緒に乗ってあげましょう。

まとめ

ここまで、転倒による子どもの顎顔面外傷を防ぐ方法を中心に解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

顎顔面外傷は、子どもの顔面や歯などの成長に大きな影響を及ぼし、場合によっては一生残らないキズができることもあります。

そのため、親御さんは手の届く範囲で、最大限の対策を取り、子どもの転倒を防いであげることが大切です。