最近は、チューブタイプだけでなく、ジェルタイプの歯磨き粉も販売されていますが、優しく歯をケアしたいならジェルタイプの歯磨き粉がお勧めです。
ですが、ジェルタイプの歯磨き粉を使用したことがない患者様もいるはずです。
ジェルタイプならではの特徴には、何があるのでしょうか?
ジェルタイプの歯磨き粉の特徴～①発泡剤・研磨剤無配合～
ジェルタイプの歯磨き粉は、一般的なチューブタイプの歯磨き粉と違い、研磨剤や発泡剤が含まれていません。
泡立つことに慣れてしまっている方は、泡立たないことに驚くでしょう。
しかし、泡立たないからと侮ってはいけません。
研磨剤が含まれていないことは、歯を削るリスクが少ないことを意味します。
よって、歯磨きの影響で歯を傷つけてしまうことがありませんから、優しくケアできる歯磨き粉になるのです。
歯へのダメージや、歯が弱く歯磨き粉選びで悩みを抱えている患者様には、是非使用して欲しい歯磨き粉になります。
ジェルタイプの歯磨き粉の特徴～②成分が保持しやすい～
虫歯や歯周病予防、その他歯の悩みを改善することを目的として、ジェルタイプの歯磨き粉を選ばれる方は多いです。
選ばれる理由は、ジェル状であるところにあります。
ペーストタイプと異なり、ジェルタイプは細かい隙間にも浸透しやすい特徴があります。
泡立たない分、歯磨き粉に含まれている成分の効果をより発揮できるのです。
また、歯周ポケットのような細かい部分のケアにも最適ですから、汚れを落としながら歯磨き粉の成分を密着させることもできます。
歯磨き粉で汚れを落とすだけでなく、予防効果にも期待したい、重視したいと考えている患者様の理想を叶えてくれる歯磨き粉だと言えるでしょう。
ジェルタイプの歯磨き粉の特徴～③電動歯ブラシでも安心してケアできる～
ジェルタイプの歯磨き粉は、電動歯ブラシでのケアと相性が良いです。
なぜかというと、ペーストタイプの歯磨き粉で電動歯ブラシを使用すると、研磨剤と電動歯ブラシの強い振動で歯を傷つけてしまう恐れがあるからです。
良いケアグッズを使用していても、歯に傷をつけてしまっては予防効果が下がってしまいます。
ジェルタイプの歯磨き粉の使い方は、チューブタイプと使い方とほとんど同じです。
歯磨きのタイミングや正しい使用法を知ることでより効果が得られますから、初めて使用する時は歯科クリニックで使い方を聞いておきましょう。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・ジェルタイプの歯磨き粉には、発泡剤や研磨剤がほとんど含まれていない
・歯が弱い患者様のケアにもお勧めできる歯磨き粉
・ジェルが歯の細かい隙間にも届くため、歯磨き粉の成分をより浸透させることができる
・電動場ブラシと一緒に使うと、歯を傷つけることなくケアができる
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう。
