虫歯による痛みがあっても、それは一時的なものだと思っていませんか?
確かに、一時的な痛みの時もありますが、だからと言って治療せずに放置する理由にはなりません。
最悪の場合、虫歯がきっかけで死亡してしまうこともあるのです。
ここでは、虫歯による死亡リスクと早期治療の重要性をお伝えしましょう。
虫歯菌による死亡リスク
虫歯は悪化すると、その影響は口内に留まりません。
虫歯菌が顎の骨や血管に入り込んでしまうと、心筋梗塞や脳梗塞、敗血症になってしまう恐れがあります。
これらの病気は、命に大きく関わるものですから、たかが虫歯と軽視してはいけません。
そして、虫歯が原因で死亡した例は、実際に海外でありました。
虫歯菌が首から下に回ってしまうと、死亡リスクは高くなると言われています。
となると、「今忙しいから」「そこまで痛くないから」と放置してしまうのは、知らないうちに自分の命を危険に晒しているのです。
歯科クリニックの受診を避けることは、一大事に繋がりかねないことを覚えておきましょう。
虫歯菌による死亡リスクの回避法
虫歯菌による死亡リスクを回避するには、早期治療しかありません。
よって、痛みがある等の自覚症状がある時は、その時点で予約を取り、治療をするようにしましょう。
早期治療が行えれば、虫歯菌が体内に入り込むことを防げますし、痛みなどで感じるストレスを少なくすることができます。
また、早い段階で治療を受けられると、治療にかかる期間が短くなり、治療費を抑えることにもなります。
早期治療は死亡リスクだけでなく、様々な問題の解消に繋がりますから、精神的な不安を和らげることができます。
虫歯は自覚症状があるうちにリスク回避行動を取ろう
虫歯は症状が進行するにつれて、自覚症状が変わります。
虫歯の一般的な自覚症状である“痛み”は、進行が進んだ時に現れます。
ですが、自覚症状がない場合もあります。
個人差がありますが、何らかの違和感がある時は、虫歯がなかったとしてもリスク回避として、歯科クリニックを受診し確認してもらった方が良いです。
特に、思い当たることがないのに頭痛になりやすいといった場合も、虫歯が関係していることがあります。
虫歯の自覚症状の中には頭痛もありますので、普段と違う頭痛がある時は確認してもらいましょう。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・虫歯菌による死亡リスクは低くなく、海外では実際に死亡例がある
・死亡リスクへの回避には、早期治療が欠かせない
・早期治療には、治療期間や治療費の負担軽減など、数多くのメリットがある
・自覚症状には歯の痛みだけでなく、頭痛もあるため、違和感のある時は歯科クリニックへ
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう。