歯根膜炎の予防法と対処法について解説します

歯根膜炎になると、痛みや歯が浮く違和感に悩まされてしまいます。

それらを予防するためにできることには、何があるのでしょうか?

また、痛みが合った場合、自分でできる対処法はないのでしょうか?

今回は、歯根膜炎の予防法と対処法について解説します。

誰にでも起こる可能性がありますから、是非ご覧ください。

歯根膜炎の概要

歯根膜炎は主に虫歯が進行し、歯髄炎の原因となっている細菌が歯の根を覆っている歯根膜、歯の骨の一部にまで感染して炎症を起こす病気です。

急性の場合は、虫歯になった歯の根元の歯茎が赤く腫れて圧迫すると痛くなり、歯が浮いた感じがします。

また、食べ物を噛んだり、歯を叩いたりすると強く痛みを感じるなどの症状があります。

痛みは歯髄炎と比べて一般的にやや軽いですが、持続的で一日のうちで痛み方にほぼ変化はありません。

さらに症状が進むと顎の下のリンパ節が腫れ、押すと痛み、頭痛や発熱を伴うこともあります。

慢性になると自覚症状がほとんどなくなり、歯が浮く感じがあったり噛むと痛んだりする程度ですが、別の病気を発症する可能性があります。

具体的には、リウマチ熱や心臓弁膜症、急性腎炎や化膿性関節炎などにつながるおそれがあります。

歯根膜炎の予防法を解説

まずは、歯根膜炎の3つの予防法を解説します。

1つ目は、歯磨きをしっかりと行うことです。

これは他の歯科疾患にも言えることですが、歯根膜炎でも重要なポイントになります。

歯根膜炎の原因には、虫歯や歯周病が影響していることがありますので、それぞれの菌から炎症が起こることを予防できます。

2つ目は、歯ぎしりをなくすことです。

これは、歯ぎしりや食いしばりが原因で炎症が起こってしまうことの予防になります。

歯への負担が大きくなっている場合、歯根膜炎へのリスクを高くしてしまいます。

そうならないために、マウスピースを作成したり、ストレスが原因の場合は軽減できるような対策をしたりすることが求められます。

3つ目は、定期検診を受けることです。

セルフケアをしっかりとしていても、患者様の体質によっては虫歯ができてしまうこともあります。

歯科クリニックでもケアをしてもらうことで、普段の予防効果を高めることができます。

仮に何かしらのトラブルがあった場合でも、早めに発見して対応してもらえますから、歯根膜炎に限らず受診する習慣を身につけた方が良いです。

外傷を受けないようにすることも大切

歯根膜炎を予防するには、できる限り外傷を受けないようにすることも大切です。

転倒して前歯をぶつけたりすると、歯根膜に力がかかって炎症を起こすことがあります。

こちらは一時的な打撲のようなものであり、しばらく痛みが続きます。

そのため、日頃から転倒やものにぶつかるのを避けるように生活することを心掛けましょう。

ちなみに、外傷を受けた場合、硬いものを噛むなど歯に力が入ることは避けなければいけません。

上顎洞炎から歯根膜炎を患うことも

歯根膜炎は、上顎洞炎が原因で発症することもあります。

上顎洞は、上顎の部分に広がっている空洞で、上顎洞炎は上顎洞に何かしらの原因で炎症が起きた状態をいいます。

基本的には、蓄膿症などの鼻性の原因によって炎症が起こることで発症します。

また、上顎洞は上顎の奥歯の根の先と近い位置にあるため、上顎洞の粘膜が炎症を起こすと歯根膜にも影響を及ぼします。

ちなみに、上顎洞炎は上顎の奥歯の虫歯や歯周病が進み、歯の根の先にまで菌が侵襲することでも起こります。

こちらは歯性上顎洞炎と呼ばれるものです。

歯根膜炎による痛みの対処法を解説

次は、歯根膜炎による痛みが強い時、患者様自身でできる対処法を解説します。

急な痛みで歯科クリニックの受診が間に合わない場合、以下の対処法で痛みを和らげることができます。

それは、痛み止めの服用と外側から患部を冷やすことです。

痛み止めは、市販のもので構いません。

急な痛みで耐えられない時は、薬に頼るのも一つの方法です。

また、患部を外側から濡れたタオルや冷却シートで冷やすのも有効な方法になります。

とはいえ、あくまでも応急処置的なものですから、歯科クリニックの受診は忘れてはいけません。

同じ歯の痛みであっても、歯根膜炎は原因が複数考えられますし、放置して自然に治ることはありません。

歯科クリニックでもちゃんとした診断をするのが難しいと考えていますから、原因を特定するために早めに受診しましょう。

歯根膜炎の治療法

歯科クリニックで行う歯根膜炎の治療法には、投薬や咬合調整、感染根管治療などがあります。

応急処置として、炎症が強く痛みがひどい場合には痛み止め、細菌感染が疑われる場合には抗生剤も処方されます。

ただし、こちらはあくまで対症療法のため、根本的に問題が解決するわけではありません。

また新しい被せ物などの高さが合わず、噛み合わせが強く当たっている場合には、噛み合わせの調整を行います。

さらに、歯の感染が原因の場合には根管治療を行います。

歯根膜の炎症といっても、歯の細菌感染が原因の場合には、その根本である歯の治療をしなければ歯根膜の炎症も治まりません。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯根膜炎の予防法を解説したが、一番の予防法は毎日の歯磨きにある

・歯ぎしりや食いしばりが原因の場合は、マウスピースを作成するのが良い

・定期検診を受けることで、小さな歯のトラブルの予防にもなる

・急な痛みがある時は、痛み止めの服用や患部を外側から冷やすと良い

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう。

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