口呼吸になっていると自覚する症状として、無意識のうちに口が半開きになっていることが紹介されます。
しかし、外見以外にも口呼吸になっていると疑われる行動があるのです。
今回ご紹介する特徴に思い当たる方は、口呼吸かもしれないと自覚すべきです。
ここからは、口呼吸になりやすい人の特徴についてご紹介しましょう。
口呼吸だと考えられる行動の特徴
口呼吸だと考えられる行動の特徴には、以下の内容が挙げられます。
・クチャクチャと音を立てて食べている
・むせやすい
・活舌が悪く、発音が明確でない
・声が小さい
日常生活を過ごす中で、このような方々に出くわす場面があります。
これらは本人の個性によるものもありますが、そうでない場合もあるのです。
特に、今回ご紹介した上記4つの特徴は、舌が正常な位置よりも下の方にある“低位舌(ていいぜつ)”が原因で生じています。
舌の位置が正常でないと、口が開いてしまうだけでなく、日常生活にも支障が出てくるのです。
口呼吸になりやすい人には早食いの特徴がある
また、口呼吸になりやすい人には、早食いの傾向があるという特徴もあります。
早食いは、十分に食べ物を噛み切れていない状態でのみ込みますから、胃への負担が大きいとされています。
さらに、食べ物の噛む回数が不足していることから、口や顎の筋肉が衰えてしまいやすいのです。
口呼吸になると風邪を引きやすくなりますから、体全体のことを考えると良いことではありません。
早食いの傾向のある方は、口呼吸になっている可能性があることを自覚しましょう。
今からでも遅くありませんので、ゆっくり、しっかりと食べ物を噛んで食べるように意識改革を始めてみて下さい。
口呼吸になりやすい特徴に当てはまったらすること
口呼吸になりやすい人の特徴に当てはまった場合は、ガムトレーニング等を始めて、少しずつ改善するように行動しましょう。
一朝一夕で改善するものではありませんから、長期戦になります。
けれども、正しい方法でトレーニングや治療を行わなければ意味がありません。
トレーニング法や治療法でお困りの患者様は、一度歯科クリニックに相談してみましょう。
正しい方法を知ることは、トラブルなく現状の改善をするために必須ですから、足を運ぶだけでも損ではありません。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・口呼吸になりやすい人には、音を立てて食事する、活舌が悪い等の特徴がある
・早食いしやすい人も、口呼吸になりやすい
・口呼吸の改善のためには、トレーニングや治療をすることが必須
・トレーニングや治療時のトラブルをなくするためにも、歯科クリニックに足を運ぼう
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう。