虫歯と同じくらい現代人が抱えている歯のトラブルに、歯周病があります。
歯周病になってしまう原因は3つあるのですが、それが何かご存知でしょうか。
実は、みなさんの普段何気なくとっている行動が、歯に影響を与えていることもあるのです。
今回は、歯周病になってしまう3つの原因についてご説明しましょう。
歯周病の原因~①歯垢(プラーク)~
歯周病になってしまう原因の1つには、歯垢(プラーク)が挙げられます。
これは、虫歯の時にも影響を与えていますよね。
歯周病の場合は、歯周ポケットと呼ばれる歯と歯茎の隙間に溜まっていくことで、炎症を引き起こしてしまうのです。
これを私たちが目視で発見するのは、かなり難しいですよね。
よく、知らず知らずに溜まっていくと表現されますが、まさしくその通りなのです。
歯周病の原因~②口腔内の環境から~
歯周病の原因になり得る要素の1つとして、口腔内の環境も関係してきます。
具体的には、歯並びの状態や悪いかみ合わせ、不適合なクラウンがある場合が挙げられます。
これらの要因は、生まれつき特有の事情が関係しています。
これらをそのままの状態にしてしまうと、歯垢が入りやすくなってしまうだけでなく、根本的な解決になりません。
また、これは虫歯治療にも影響してきますから、注意が必要です。
治療の際に被せ物を使った場合、それが歯に合っていなければ歯垢がついてしまう原因になってしまいます。
その結果、歯周病に発展してしまうこともあり得るでしょう。
虫歯治療の際も、自分の歯に合った治療がされているかがポイントになるでしょう。
歯周病の原因~③日頃の生活習慣から~
歯周病の原因になり得る原因の3つ目は、日常の生活習慣にもあります。
例えば、食生活の乱れは、体に影響が出てきますが、歯や口腔内の環境にも影響が出てきます。
何より、歯に良くない食べ物を多く食べていると、歯へのダメージが大きいですよね。
また、ストレスにさらされている環境にいる場合も、歯には良くありません。
なぜなら、その影響で食生活や生活習慣が乱れてしまいますし、体の免疫力も弱まっている状態になるからです。
このように弱っている状態では、歯の健康を維持するのが難しくなってしまいます。
これら3つの原因は、歯周病はもちろん、虫歯にも直結しますから、そのままにしておくと口の中が大変なことになってしまいます。
また、生活習慣における影響は体に限らず、歯にとっても大きなダメージになりますから、軽視せずに早期治療を受けるようにすべきです。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・歯垢が歯周ポケットに溜まり、毒素が排出されることで炎症が起きてしまう
・歯周病の原因には、生まれつき等の口腔内の環境も関係しており、そのままにしておくと根本的な解決にならない
・食生活等の生活習慣も、歯の健康に影響を与える
・ストレスは歯にもマイナスな影響を与える
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう。
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