虫歯の予防は、日々の歯磨きだけに留まりません。
毎日の食事でも、歯の健康管理ができるのです。
ですが、どの食べ物が歯に良いのかを知っている人は少ないですし、中々集めにくい情報ですよね。
今回の記事では、虫歯になりにくい食べ物を3つご紹介しましょう。
意外な食材もありますから、必見ですよ!
虫歯予防にはカルシウムが含まれている食べ物
まずご紹介する虫歯予防の食べ物は、カルシウムが含まれている食べ物になります。
カルシウムは、骨だけでなく歯が形成されるための原料になりますから、必要な栄養になります。
そのため、積極的に食べると、歯の強化が期待できます。
そして、カルシウムが含まれている食べ物は豊富にありますから、好き嫌いが多い人でも必ず食べられる物が見つかりやすいです。
代表的な食べ物は、チーズやヨーグルト等の乳製品や大豆、小魚、小松菜と多岐に渡ります。
食事で食べることができる食材から、おやつとして食べることができる食材まで、種類が豊富なのも特徴的ですね。
虫歯予防に欠かせないフッ素が含まれている食べ物
2つ目は、虫歯の治療時にも用いられるフッ素が含まれている食べ物になります。
代表的な食べ物には、わかめやのり、めざし、緑茶、紅茶といったものが挙げられるでしょう。
食材として摂り入れることが難しい場合は、緑茶等の飲み物でも摂取できるのが嬉しいですよね。
飲み物ならば、毎日の水分補給時に気軽に摂取できますから、いつものジュースから緑茶等に変えてみてはいかがですか?
虫歯の表面を強化するためのビタミンAが含まれている食べ物
3つ目は、虫歯に関わらず、歯の表面を強化するために必要なビタミンAが含まれている食べ物になります。
これには、人参やレバー、ホウレンソウ、カボチャ、うなぎといった食材が挙げられます。
また、卵もビタミンAが含まれている食べ物になりますから、比較的、普段の食事に取り入れやすい食材ですよね。
ビタミンAは、歯の表面を強化するためのエナメル質の強化に関わりますから、強くできることで虫歯の発生を少なくすることができます。
歯を強くするための食べ物は色々ありますが、部分ごとによって適切な栄養が違うことが分かりますよね。
まんべんなく栄養を摂ることで、歯全体を強くできるのは間違いありません。
その一方で、日々の歯磨きや定期的な検診を怠ってしまうと、虫歯の早期発見ができませんから、歯医者さんと連携して予防に努めましょう!
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・虫歯予防に向いている食べ物は、カルシウム、フッ素、ビタミンAが含まれている食材になる
・バランスよく栄養を摂取できると、歯全体の強化に繋がる
・いくら食事に気を遣っても、日々の歯磨きや検診を受けなければ、本当の意味での虫歯予防にはならない
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう。