虫歯になりやすい食べ物には、みなさんも普段から気を付けていると思います。
しかし、食べ物が全ての原因でないのです。
虫歯は、食べ物だけでなく、その食べ方にも原因があるってご存知でしたか?
歯の環境というのは、今までの習慣を見直すだけでも変わってきますから、ぜひ一度確認してみましょう。
虫歯になりにくい食べ方~①規則正しい食生活~
一つめの虫歯になりにくい食べ方は、規則正しい食生活を送れているかになります。
不規則な時間帯に食事をしたり、食事の回数が多かったりすると、歯垢等が歯に残っている時間が多くなります。
何より、虫歯を防いでいるのは唾液なのですが、食事の回数が多いと唾液の分泌に影響が出てしまいます。
実は、食事の回数が多いと唾液の分泌が多くなる訳ではありません。
唾液は、食べ物が口にない状態の時に分泌して、歯の修復を行っているのです。
このように食生活が不規則だと、唾液が最大限に働けない状態になってしまいますよね。
規則正しい食生活は、肥満等の生活習慣病以外にも影響することが分かるでしょう。
虫歯になりにくい食べ方~②よく噛んで食べる~
2つ目の虫歯になりにくい食べ方は、よく噛んで食べることです。
これも、唾液の分泌に関係してくることで、噛む回数が多くなるほど、分泌が増してきますから、食べ物の消化を促してくれます。
また、口の中を浄化してくれますから、自然と生活な環境を保つことができるのです。
これは、歯磨き以外でできる、最大の虫歯予防になるでしょう。
今まで噛む回数が少ない、食べ物を飲み込むような食べ方をしている人は、「噛む」という行為を今一度意識してみませんか?
虫歯になりにくい食べ方~③ながら食べをしない~
3つ目の虫歯になりにくい食べ方は、ながら食べをしないこと。
どうしてもテレビを見ていると、ついやってしまう人は多いのでないでしょうか?
これも、口の中に食べ物がずっとある状態になってしまいますから、唾液の分泌にはNGなのです。
特に食事中の場合は、メリハリをつけて食べることが大切になるでしょう。
ながら食べを改善するには、正しい姿勢で食事をすることです。
正しい姿勢で食事をしていると、食べることに集中できますから、他の要素に気を取られる時間が少なくなりますよね。
一方で、生まれつきの体質やかみ合わせの問題から虫歯が発生することもありますから、普段の行動を見直しても改善しない時は歯医者へ行きましょう。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・規則正しい食生活を整えることは、虫歯になりにくい食べ方の基本になる
・よく噛んで食べると、唾液の分泌に繋がるだけでなく、口の中を浄化してくれることにもなる
・ながら食べは食事に集中できないだけでなく、歯の健康にも影響するので、正しい姿勢で食べるようにする
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!