【光が丘で歯周病治療】歯周病と意外な病気の関連性について

歯周病の主な症状は、歯茎の炎症や出血、歯の動揺などであり、放置していると最終的に歯が抜け落ちてしまうこともあります。

また、糖尿病や心臓病など、全身疾患との関りも深く、あまり広くは知られていない病気との関連性も持っています。

今回は、歯周病と意外な病気の関連性について解説したいと思います。

ダウン症

ダウン症とは、21番目の染色体が通常より1本多くなることで現れる染色体異常症をいいます。

主な症状としては、知的障害、身体的発達の遅れなどが挙げられ、耳が低い位置にある、目が吊り上がっているなど顔つきにも特徴があります。

また、ダウン症の患者さんは、発達の遅れにより、ブラッシングなどのデンタルケアが十分にできなかったり、矮小歯(小さい歯)があったりと、歯周病になりやすい要因をいくつも抱えています。

その上、免疫力も高くないため、一度発症すると進行も速いです。

バージャー病

バージャー病とは、炎症が原因で血管が塞がる病気のことをいいます。

閉塞性血栓性血管炎とも呼ばれ、30~40代前後の方に多く見られます。

症状としては、手や足の血管が塞がり、血液が行き渡らなくなることにより、手足の先端に些細な傷などができただけで、強い痛みを伴う潰瘍や壊死、壊疽を生じることがしばしばあります。

また、バージャー病は歯周病との関連性もあり、バージャー病の患者さんはすべて、重度にまで進行した歯周病患者であることが調査によって判明しています。

歯周病菌は血栓をつくりやすくするため、こちらが手足の血管を詰まらせ、バージャー病を引き起こすと考えられています。

胃潰瘍

胃潰瘍とは、胃の粘膜がただれ、胃の壁が傷つく症状のことをいいます。

胃を守る粘膜と、胃酸の分泌量のバランスが崩れることで起こり、胃液が過剰に分泌されると粘膜を傷つけ、そのうちさらに深い筋層まで攻撃し、胃潰瘍に進行します。

また、歯周病の原因菌は、胃潰瘍の主な原因であるピロリ菌に共通する抗原を持っています。

そのため、歯周病の症状がある方は、必然的に胃潰瘍を発症するリスクが高まります。

ちなみに歯周病は、胃潰瘍と同じくピロリ菌を主な原因とする胃がんにつながる可能性もあります。

まとめ

ここまで、歯周病と意外な病気の関連性について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

歯周病は、幅広い世代に罹患者がいる病気でありながら、発症していることに気付かないケースが多いです。

また、知らず知らずのうちに歯周病を放置することで、上記のような疾患につながったり、逆に病気から歯周病を発症するリスクが高まったりすることがあります。

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