【光が丘土支田の歯医者】子どもの過剰歯におけるデメリットについて

特に問題がなければ、子どもの歯は生後6ヶ月くらいから生え始め、2歳半前後ですべて生え揃います。

しかし、中にはこちらの生え揃った歯に問題が見られるケースがあり、その一つが“過剰歯”です。

ここからは、子どもの過剰歯における概要やデメリット、対処法などについて解説したいと思います。

過剰歯の概要

過剰歯とは、本来歯が生え揃った場合の本数よりも、多く生えてきた歯のことをいいます。

乳歯の場合、問題なく生え揃えば本数は20本となりますが、過剰歯の場合はこれよりも本数が多くなります。

また、こちらは30~40人に1人くらいの割合で見られるもので、そこまで珍しいわけではありません。

ちなみに、女性よりも男性に過剰歯が見られるケースが多いと言われていて、歯がつくられる段階において、歯の卵である歯胚が余分につくられたり、2つに分かれたりすることが原因と考えられています。

過剰歯のデメリット

子どもの過剰歯には、さまざまなデメリットがあります。

まず、歯の本数が多いと、今後永久歯が生えるのを邪魔してしまい、他の歯を圧迫したり、痛みが出たりする可能性があります。

また、過剰歯で永久歯が圧迫されると、歯並びが凸凹の叢生になることも考えられますし、歯と歯の間に隙間ができやすくなり、すきっ歯の原因になり得るのもデメリットです。

その他、過剰歯が原因で嚢胞ができたり、細菌感染を起こしたりすることも考えられるため、気付いた時点で早めに対処する必要があります。

過剰歯の対処法

過剰歯には、主に順正過剰歯と逆性過剰歯というものがあります。

順正過剰歯は、正常な歯と同じ向きでまっすぐに生えてくる過剰歯で、時期が来ればそのままの向きで生えてくることが多いため、生えるのを待ってから歯科クリニックで抜歯するという方法が一般的です。

また、逆性過剰歯は、顎の骨の中に埋まった状態で、普通の向きに生えるのではなく、簡単には出てこない過剰歯です。

このような過剰歯は、骨の奥深くにあり、近くの歯に影響を与える心配がない場合、抜歯せずに様子を見ることもあります。

もちろん、永久歯や噛み合わせへの悪影響が心配される場合には、抜歯をしなければいけません。

まとめ

ここまで、子どもの過剰歯における概要やデメリット、対処法について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

過剰歯があっても、特に問題がないというケースはありますが、過剰歯が何らかのメリットにつながるということは、基本的にはありません。

そのため、見つかった時点で歯科クリニックに相談し、抜歯をするか、一度様子を見るかの判断をしてもらう必要があります。

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