審美歯科のメニューの代表的なものに、ホワイトニングがあります。
ホワイトニングは歯を白くするための治療ですが、具体的にはどのようなことを行うのでしょうか?
また、どのような仕組みで歯が白くなるのでしょうか?
ホワイトニングについて、詳しく解説します。
ホワイトニングとは?
歯はもともと白いのですが、様々な要因によって徐々に色がついてしまいます。
例えばコーヒーやお茶、ジュースやワインを飲んだり、カレーのように色が濃い食べ物を食べたりすると、その色が歯についてしまうことがあるのです。
また、加齢によって歯が黄色くなってくることもあります。
歯はエナメル質と象牙質、歯髄という3つの層に分かれているのですが、いちばん外側にあるエナメル質は加齢によって薄くなっていき、その内側にある黄色い象牙質が透けて見えるようになってしまうのです。
着色汚れだけなら歯を丁寧に磨くとある程度は落ちますが、象牙質の色は通常の方法では白くできません。
そこで行うのが、ホワイトニングです。
ホワイトニングは、専用の薬剤で歯を漂白するという治療です。
歯医者で行うホワイトニングはオフィスホワイトニングといいますが、それ以外にも自宅で行うホームホワイトニングと、両方を合わせて行うデュアルホワイトニングがあります。
ホワイトニングがおすすめの人
ホワイトニングは、どのような人におすすめの治療でしょうか?
まず、虫歯や歯周病の治療をしている方はホワイトニング剤が治療の妨げとなる可能性があるため、やめておきましょう。
行うのであれば、虫歯や歯周病の治療を終えてからとなります。
事前にカウンセリングを行い、その際に口内環境をチェックするため、虫歯がある場合は先にその治療をする必要があります。
歯の黄ばみは老けて見える原因となるため、アンチエイジングの一環としてホワイトニングを行うのもおすすめです。
歯を削るわけではないため、機能性や歯の寿命に悪影響を及ぼすこともありません。
また、結婚式など他の人から注目されやすい重要なイベントを控えている方も、ホワイトニングで清潔感のある口元にしておくといいでしょう。
その際は、効き目が早く出るオフィスホワイトニングのほうがおすすめです。
まとめ
審美歯科は、歯をきれいに見せるための治療を行います。
そのため、ホワイトニングは重要な治療と言えるでしょう。
白い歯を維持すべくどんなに気を使っても、毎日様々なものを食べ、年齢を重ねていくうちに、黄ばみなど歯に色がついてしまうのは避けがたいことです。
自分の歯の色が気になってきた時などは、ホワイトニングで白い歯を取り戻しましょう。
その際は、オフィスホワイトニングとホームホワイトニング、あるいはその両方のどれを行うかよく検討しましょう。
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