赤ワインは歯の着色汚れの原因となるのですが、白ワインは歯の表面を溶かしやすく、その溶けた隙間に汚れが付着します。
その結果、着色汚れも付きやすくなってしまうのです。
白ワインを飲む際に、着色汚れと歯のダメージを防ぐにはどうしたらいいのでしょうか?
その対策について、解説します。
白ワインを飲んだ時の注意点
ワインは赤と白のどちらも歯にはあまり良くないのですが、それでもワインを飲みたいという人は多いでしょう。
白ワインを飲む時に、どのような対策をするべきでしょうか?
ワインとチーズというのは多くの人が好む組み合わせですが、実はこれが歯を守ることにも繋がります。
ただし、チーズなら何でもいいというわけではありません。
カマンベールチーズの場合はアルカリ性食品なので、ワインと一緒に食べるとワインの酸性を中和して口の中を中性に近づけてくれます。
白ワインの主な注意点は酸性であるということなので、問題の大部分が解消されるでしょう。
また、チーズに含まれるカルシウムには歯を守る効果もあります。
しかし、同じチーズでも、ゴーダチーズのように酸性食品のものもあるので注意が必要です。
白ワインと一緒に食べると、かえって悪化しやすくなってしまいます。
ワインを飲むときは、美味しい食事と一緒に飲むようにして、唾液の分泌を促進しましょう。
唾液に含まれる成分が、歯を修復して強くしてくれます。
また、唾液と一緒にリゾチームという抗菌物質も分泌され、細菌からの感染も防ぐことができます。
ワインは、美味しい食事と一緒に飲むのがおすすめです。
また、ワインの合間にミネラルウォーターを飲むのもいいでしょう。
その際に、アルカリ性ミネラルウォーターを選ぶと、ワインで酸性になった口内を中和してくれます。
ワインを飲むと、酸によって歯の表面が溶けてしまうため、飲んでから30~60分間は歯磨きをしないように気を付けてください。
飲んですぐに歯磨きをしてしまうと、柔らかくなった歯の表面が傷つきやすく、着色もしやすいのです。
白ワインを飲んだ時のケア
白ワインを飲むと、歯の表面が溶けてしまうリスクがあります。
それを防ぐために、飲んだ後には何をするべきでしょうか?
先ほども書いたように、虫歯予防のように飲んだ後すぐに歯磨きをするのは逆効果です。
まずは、歯医者に定期的に通ってクリーニングをしましょう。
歯石や汚れなどをしっかりと落として健康な歯を保つことができれば、歯の着色は防ぎやすくなるのです。
また、ワインなどで着色汚れが付いた場合は、ホワイトニングを受けてみましょう。
歯磨きとは違い、専用の薬剤で汚れを落としてくれるため、白い歯に戻すことができます。
セルフケアも怠らず、健康な歯を保つようにしましょう。
まとめ
赤ワインは歯の表面に汚れを付けてしまいますが、白ワインは歯の表面を溶かしてしまうため、着色汚れが残りやすくなってしまいます。
そのため、白ワインを飲むときは、なるべく口内を酸性にしないようにアルカリ性の飲み物や食べ物と併せて飲むことがおすすめです。
歯科医院で定期的にメンテナンスを受け、汚れを残さないようにすることで、汚れが付着しにくい歯になります。
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