子どもの歯磨き中の事故を防ぐためにできること

子どもの虫歯予防のためには、毎日の歯磨きが不可欠です。

しかしながら、歯磨き中に子どもが怪我をしてしまう悲しい事故が、毎年少なからず発生します。

そこで今回は、子どもの歯磨き中の事故を防ぐためにできることをお伝えします。

記事を読んだ後、すぐに実践してみましょう!

歯磨き中に発生する事故の原因

子どもの歯磨き中に起こる事故で多いのは、口の中や喉に歯ブラシが刺さってしまうことです。

大人であっても悲痛な状況ですが、子どもの場合は集中治療室で治療を受けなければならないほどの重大な事故に発展したケースもあります。

決して珍しい事故でないことは、覚えておくべきです。

口の中や喉に刺さってしまう原因は、歯磨き中の環境にあります。

歯磨き中に転倒してしまったことで、事故が起こっていることが消費者庁の調査で明らかになっています。

よって、転倒など歯ブラシが刺さらない環境を作り、歯磨きをさせることが、子どもの事故を防ぐためには欠かせません。

参考URL
(https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_050/assets/consumer_safety_cms204_210602_01.pdf)

歯磨き中の事故を防ぐために~①喉付き防止用歯ブラシを使用させる~

子ども用の歯ブラシには、喉付き防止用の商品もあります。

子どもが自分で歯磨きをする際は、意識せずに口や喉の奥に入れてしまうことがあります。

転倒時に限らず、不測の事態を防ぐことができますから、歯ブラシ選びに力を入れてみてはいかがでしょう。

その後の仕上げ磨きは、大人が注意して磨くことができますから、喉付き防止用の歯ブラシでなくても構いません。

子どもが自分で磨く時の歯ブラシと使い分けすることも、歯磨き中の事故予防のための方法の1つになります。

歯磨き中の事故を防ぐために~②床に座らせ、子どもから目を離さない~

そもそも歯磨き中の事故は、落ち着かず動き回っていることも関係しています。

動かずに歯磨きをしていれば、転倒することもありません。

ですので、子どもの歯磨き中は、動き回らず床や椅子に座って磨くようにさせましょう。

これだけでも、転倒のリスクを低くすることができます。

また、親御さんが目を離したすきに事故が起こることも多いので、なるべく子どもから目を離さないようにしてください。

親御さんも家事や仕事で忙しいと思いますが、歯磨き中だけは子どもの様子をしっかり見るようにしましょう。

親御さんだけで子どもに歯磨きの仕方を教えるのが難しい場合は、歯科クリニックで歯磨きの仕方やルールをレクチャーすることも可能です。

事故なく歯磨きをする目的の受診でも、歯科クリニックは大歓迎です!

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・子どもの歯磨き中の事故で多いのは、転倒して口の中や喉に歯ブラシが刺さること

・集中治療室で治療を受けなければならないほどの重大な事故に発展したケースもある

・子どもが自分で歯磨きする際は、喉付き防止用歯ブラシを使用させる

・歯磨き中は床や椅子に座り、親御さんが目を離さないようにする

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう。

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