デンタルフロスを使用すると、普段のブラッシングでは取り切れない汚れも取り除くことができます。
ところで、デンタルフロスを使用するタイミングは、歯磨きの前と後のどちらなのでしょうか?
実は、使用するタイミングでブラッシングの効果をより高めることができます。
早速、見てみましょう。
デンタルフロスの適切な使用タイミング
デンタルフロスを使用するタイミングは、歯磨きをする前になります。
歯磨き後にブラッシングで取り除けない汚れを取るイメージがありますが、実はそうではありません。
歯磨き前にした方が、効果的なのです。
今まで使用タイミングにこだわりがなかった方は、今日から歯磨き前に使用してみましょう。
デンタルフロスの使用タイミングの理由~①爽快感の違い~
デンタルフロスを歯磨き前のタイミングで使用すると、より爽快感が得られるメリットがあります。
先に歯ブラシの届きにくい箇所の汚れを取り除くことができますから、歯磨きの後に汚れが残りません。
むしろ、細かい汚れを取り除いた後に歯ブラシで仕上げ磨きができますから、爽快感をアップすることができるのです。
歯ブラシだけでは、全体的な爽快感を中々得られません。
口内の清潔さをアップさせたいなら、歯磨き前にデンタルフロスを使用すべきなのです。
デンタルフロスの使用タイミングの理由~②歯間部にフッ素が行き届く~
また、デンタルフロスを歯磨き前のタイミングで使用すると、歯間の汚れが取れることで、歯磨き粉の成分を細部まで行き届かせることができます。
歯磨き後にデンタルフロスを使用すると、歯磨き粉の成分が汚れによって遮られてしまいます。
そのため、せっかく虫歯、歯周病予防の歯磨き粉を使用したとしても、力を発揮できないのです。
先程仕上げ磨きができることを解説しましたが、歯磨き粉の効果を高めることにも繋がります。
虫歯・歯周病予防の効果を高めたいなら、歯磨き前の使用をお勧めします。
さらに、最近ではデンタルフロスにフッ素が塗布されている商品が販売されています。
このデンタルフロスなら、歯磨き前、後のどちらに使用しても、歯をケアすることが可能です。
歯磨き前のデンタルフロスを忘れてしまいがちな方は、フッ素が塗布されているデンタルフロスを選んでみてはいかがでしょう。
今までデンタルフロスを使用したことがない方は、歯科クリニックで使い方を教えています。
使い方を教えてもらうための受診も歓迎してますので、遠慮せずに聞きに行きましょう!
毎食後デンタルフロスを使用するのが理想
デンタルフロスは歯磨きの前に行うのがおすすめですが、こちらは毎食後使用するのが理想です。
つまり、歯磨きもできれば毎食後行うべきだということです。
毎食後行うべき理由は、やはりプラークを早めに除去した方が良いからです。
口内に残った食べカスは、放置することで雑菌が繁殖しますが、およそ6時間後には細菌の集まりであるプラークに変化します。
プラークは白く粘着性のある物質で、さらに放置すると虫歯や歯周病、口臭の原因になります。
そのため、毎食後歯磨きを行い、さらにデンタルフロスで除去すべきだと言えます。
持ち手付きタイプのデンタルフロスの使い方
デンタルフロスにはさまざまな種類がありますが、初心者の方や手元が不器用だと感じる方は、持ち手付きがおすすめです。
こちらは歯ブラシのように、持ち手があってその先にフロスの糸が張られているタイプです。
また持ち手付きのデンタルフロスの使い方としては、まず歯と歯の間に糸を当て、ゆっくり挿入します。
歯の際までしっかり歯面に沿わせ、上下に動かすことで、食べカスやプラークを絡め取ります。
最後に、ゆっくり前後に動かしながら抜けば完了です。
ちなみに持ち手付きのデンタルには、主にF字型とY字型があります。
これらは持ち手の持ち方や、口内での動かし方に微妙な違いがあるため、自身に合っていると思う方を選んでください。
ロールタイプのデンタルフロスの使い方
ロールタイプのデンタルフロスは、少しフロスの扱いに慣れてきた方におすすめです。
こちらは持ち手がなく、ケースの中にフロスの糸が収納されているタイプです。
ロールタイプを使用する際は、まず糸を40cmほどの長さでカットするところから始めます。
その後糸を両手の中指もしくは人差し指に数回巻き付け、フロスを張ったときの両中指の間が10~15cmぐらいになるようにして、親指と人差し指で操作します。
上の歯については、親指と人差し指でフロスが張るように持ち、親指を歯の前、もう一方の手の人
差し指を歯の後ろに入れてゆっくり上下前後に動かします。
下の歯は両手の人差し指でフロスを抑え、指を下に向けて小さく上下前後に動かし、挿入します。
最後にマウスウォッシュを使用すれば完璧
デンタルフロスは、歯磨きの清掃性をアップさせる効果がありますが、歯磨き後にはマウスウォッシュを使用するのが理想です。
マウスウォッシュは洗口液とも呼ばれるオーラルケア商品であり、虫歯やプラークの沈着・歯肉炎の予防効果などが期待できます。
使い方としては、商品に記載された適量を口に含み、30秒ほどブクブクとうがいをして吐き出します。
ポイントとしては、使用後に口をすすがず、口内にマウスウォッシュの成分を残しておくということです。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・歯磨きの効果を高めるデンタルフロスの使用タイミングは、歯磨き前
・歯磨き前に使用すると、爽快感をアップできる
・歯間部の汚れを先に取るため、歯磨き粉の成分が細部にまで届きやすくなる
・フッ素が塗布されているデンタルフロスも販売されている
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう。