歯茎が白色になった時に考えられる原因とは?

歯科クリニックでは歯のトラブルのみ対処してもらえると思いがちですが、歯茎のトラブルにも対応してくれます。

歯茎のトラブルの代表例は、白色になることです。

歯茎が白色になった場合、考えられる原因には何があるのでしょうか?

今回は、歯茎のトラブルについてご紹介したいと思います。

歯茎が白色になる原因~①貧血~

歯茎全体が白色になった場合、貧血が原因になっていることがあります。

貧血になった際、口全体の粘膜が白っぽくなる症状が出てきますから、口内のトラブルがきっかけになっている訳ではありません。

加えて、息切れや動機の症状も出ますから、歯茎以外にも症状が出ていないかを確認しましょう。

貧血が原因である場合は、貧血の種類を明確にし、それにあった治療を受けなければ治りません。

日頃から貧血の症状が出やすい、自覚のある患者様は、まず貧血の治療をするようにしてください。

歯茎が白色になる原因~②低栄養状態~

もう一つの歯茎が白色になってしまう原因には、低栄養状態、つまり栄養不足が挙げられます。

健康的な歯茎はピンク色ですが、十分な栄養があってこその色になります。

歯茎に限らず、全身に必要な栄養が不足していると、体の機能が十分ではありません。

歯茎の場合、再生が遅れてしまう弊害が生じ、白っぽくなってしまうのです。

よって、低栄養状態にならないよう、日頃から栄養のある食事を心掛けることが予防になります。

また、病気が原因で低栄養状態になっていることもありますので、その場合は病気の治療が最優先になります。

歯茎が白色になる原因~③口腔カンジダ症~

カンジダ菌が繁殖する口腔カンジダ症になった時も、歯茎が白色になってしまいます。

カンジダ菌は体の中に常にある害のない菌ですが、体調不良などの抵抗力が低下した時に様々な症状が出てきます。

歯茎が白くなるのも、症状の一つなのです。

抵抗力を回復させることで自然に治りますが、症状が長続きしてしまう患者様もいます。

そのため、症状が長引いていると感じる時は、歯科クリニックを受診して薬を処方してもらうようにしてください。

歯茎が白色になるといっても、原因は複数あります。

栄養面の改善で回復することもあれば、薬の処方が必要になることもありますので、長期間症状が続いているならば受診することをお勧めします。

普段から歯だけでなく、歯茎の様子も確認してみましょう。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯茎が白色になる原因には貧血があり、貧血の改善をしなければ治らない

・低栄養状態の時は、栄養状態の改善が必要なサイン

・口腔カンジダ症になった時も歯茎の色が変化する

・歯茎の色が変わる原因によって対処法が変わるため、長期間続く場合は受診すべき

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう。

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