虫歯予防に役立つ「あいうべ体操」を生活に取り入れよう

口呼吸の改善は、虫歯予防に効果的です。
ただ、頭で理解していても、無意識のうちに口呼吸になってしまっている方は意外と多いものです。
そのような方に実践してもらいたいのが、あいうべ体操。
ここでは、虫歯予防に役立つあいうべ体操についてご紹介します。
口呼吸を治したい方は、必見です。

虫歯予防にもなるあいうべ体操のやり方

口呼吸を改善し、虫歯予防に繋がるあいうべ体操のやり方は次の通りです。

①「あー」と口を大きく開け、1秒間キープ
②「いー」と思い切り横に口を開き、1秒間キープ
③「うー」と口を尖らせて、前に突き出して1秒間キープ
④「べー」と舌を顎先に向かって出すようにして、1秒間キープ

このように、あいうべ体操は全く難しくありません。
それぞれの文字に合わせて口を動かすことで、口全体の筋肉を鍛えることができるのです。
これを10回1セット、1日3セット行うのが望ましいです。

入浴中や就寝前等の空き時間を利用してできますから、忙しい方でも簡単に始めることができます。

虫歯予防とあいうべ体操~口呼吸が改善できるメカニズム~

虫歯予防としてあいうべ体操を実践すると、口呼吸の原因となる舌の筋肉を鍛えることができます。
そもそも口呼吸は、舌の筋肉が衰えることで位置が下がってしまい、それに伴い下顎も下がり口が開いてしまうことで起こってしまいます。
従って、改善するには舌の筋肉を鍛えるしかありません。

舌の筋肉が鍛えられると、虫歯予防以外にも嬉しい効果が得られます。
例えば、いびきやドライマウスが改善されることが挙げられます。
また、見た目にも影響が出て、小顔効果やほうれい線の解消も期待できるのです。
表情にも違いが出てきますから、舌や口周りの筋肉を侮ってはいけません。

虫歯予防のあいうべ体操がお勧めできない場合もある

他方で、虫歯予防のためと言っても、あいうべ体操がお勧めできない方もいます。
それは、顎関節症や口を開けることで痛みを感じてしまう方です。
このような事情を抱えている方にとって、顎に負担がかかる動きをすることは好ましくありません。

ですので、口を動かすにしても、痛みを感じない、無理をしない程度にして下さい。
歯科クリニックでは、患者様にあった可能な虫歯予防法を教えています。
あいうべ体操だと厳しいと感じた方は、是非ご相談下さい。
痛みや負担が全くない方法で、一緒に予防をしていきましょう。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・虫歯予防に役立つあいうべ体操は、口を動かすだけで簡単にできる

・あいうべ体操を実践すると、舌の筋肉が鍛えられるため、口呼吸が改善できる

・虫歯予防以外にも、いびきやドライマウス等の改善といった嬉しい効果が得られる

・口を動かすことが厳しい場合は、歯科クリニックで他の方法を教えてもらおう

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう。

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