歯ブラシがない状況でできる虫歯予防法をご紹介します

災害時等に、緊急事態で歯ブラシの用意ができていないことが考えられます。
その際に、手元にある物を使って虫歯予防ができるのです。
そして、歯ブラシがなくても、自分の力でできる虫歯予防法もありますから、焦る必要はありません。
一体、どのような方法があるのでしょうか?
早速、その内容を見てみましょう。

歯ブラシがない時はガーゼ等を活用した虫歯予防法

歯ブラシがない場合にできる虫歯予防法として、ガーゼやハンカチ等の布を活用する方法があります。
ガーゼ等を少量の水で濡らし、指に巻くだけで、歯ブラシ代わりになるのです。
とても簡単ですから、すぐに練習できるでしょう。
ガーゼ等を蒔いた指で、歯の表面や頬の裏側の粘膜を拭きとるだけでも、汚れを取り除くことができます。

何より、この方法が使えるのは緊急時だけでありません。
赤ちゃんや小さな子どもが歯ブラシで歯磨きするのを嫌がった時にも、活用できる方法なのです。
この方法を覚えておくと、様々な場面で対応できるでしょう。

さらに、最近では歯磨きシートという商品も販売されています。
歯磨き粉や歯ブラシを人数分用意するのは大変ですが、シートなら数個用意しておくとそこまで荷物になりません。

歯ブラシがない時に唾液の分泌を促す虫歯予防法

もう一つの歯ブラシがない時に使える虫歯予防法は、唾液腺マッサージです。
これは、耳から顎の下にかけてある「耳下腺」、「顎下腺」、「舌下腺」を刺激することで唾液の分泌を促すマッサージになります。
マッサージならば、今日からでも実践することができるでしょう。

そして、このマッサージも毎日の生活に取り入れると、より虫歯予防に繋がります。
例えば、ストレスの影響で唾液の分泌が少ないと感じている人がいたとしましょう。
仕事が終わって、寝る前の数分にマッサージを取り入れると、寝ている時に口の中の乾燥を防ぐことができます。
マッサージをするために必要なグッズはありません。
みなさんの手だけでOKです!

ですが、具体的にどこを刺激すると良いのか分からない人が多いでしょう。
マッサージやガーゼを使った歯磨きの仕方を体験してみたい、教えてもらいたい場合は、歯科クリニックでその旨を伝えて下さい。
実際のやり方を丁寧に教えてくれますから、みなさんもすぐにマスターできるでしょう。
マッサージは、歯の健康にも役立つのです。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯ブラシがない時には、濡らしたガーゼ等を指に巻き付けて歯をこする虫歯予防法がある

・歯磨き専用シートもあり、歯ブラシ以外でも歯磨きは可能

・唾液の分泌を促すマッサージをすることで、乾燥対策ができる

・やり方が分からない人は、歯科クリニックで教えてもらおう

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう。

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