虫歯の種類について~急性う蝕と慢性う蝕~

虫歯といっても、進行速度や症状の出方に違いがあります。

それらは、急性う蝕と慢性う蝕に分けられるのですが、どのような違いがあるのでしょうか?

今回は、虫歯の種類についてご説明します。

虫歯になっているかどうかの判断材料になりますので、歯科クリニックを受診する際の参考にしてみてください。

虫歯の種類~①急性う蝕~

急性う蝕とは、若い人に起こりやすく、虫歯の種類の中でも進行速度が速いものになります。

進行速度が速いだけでなく、歯の下の方へ進行していく特徴がありますから、神経に到達しやすいとも言えます。

そのため、痛みなどの自覚症状が出やすく、虫歯だと分かりやすいです。

しかし、急性う蝕の場合は歯の色が薄い黄色になるため、見た目だけだと判断が難しいです。

ですので、自覚症状に気付かない、気付いても放置してしまうと、いつの間にか虫歯が悪化し、抜歯せざるを得ないなんてことになりかねません。

歯の色がちょっと違うと気付いた時は、念のため歯科クリニックで虫歯か確認してもらいましょう。

虫歯の種類~②慢性う蝕~

虫歯の種類には、慢性う蝕と呼ばれる進行速度の遅い虫歯もあります。

これは大人、特に中高年がなりやすい虫歯です。

虫歯の進行形態は、急性う蝕と異なり、下にいかず横に広がりやすい特徴があります。

神経に到達するまで時間がかかるため、痛みによる自覚症状が少ないとも言えます。

慢性う蝕の患者様の中には、虫歯になっているものの、進行速度が遅いことから、数年前の虫歯でもあまり進行が進んでいないこともあるようです。

とはいえ、気付きにくいからといって、放置していいものではありません。

この場合、虫歯に対抗する歯質が作れることから、歯の色は黒色になりやすいです。

見た目で虫歯だと判断しやすいため、虫歯の個所によっては患者様も発見しやすいでしょう。

虫歯の種類によって適切な治療が異なる

虫歯は、誰にでも同じような症状で出るものではありません

年齢や進行速度によって、虫歯にも種類があり、適切な治療やアプローチの仕方が変わります。

一番良いのは、定期検診を受けて、早期発見、治療ができることです。

進行が進むと、歯を残したくてもできる治療が限られてきますから、はっきりと痛みが出る前に対応するようにしましょう。

歯科クリニックでは、患者様をいつでも待っていますので、気軽に受診しましょう。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・急性う蝕とは、若い人がなりやすく、進行速度が速く痛みが出やすい虫歯

・慢性う蝕とは、中高年が鳴りやすく、進行速度が遅く痛みが出にくい虫歯

・虫歯の種類によって、適切な治療の仕方が変わる

・早期発見・治療のためには歯科クリニックの定期検診を受けよう

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう。

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