歯が抜けてしまったらどうする?~体と歯に生じる大きな変化~

歯は、虫歯だけでなく、スポーツや事故の衝撃等から抜けてしまうことがありますよね。
そうなってしまっても「生活に支障がないからこのままでいいか…」と、思う人もいるでしょう。
ですが、歯が抜けたままだと、みなさんの体に、ある大きな変化が現れます。
今回の記事で、それが何かご説明しましょう。

歯が抜けたことで生じる変化~①発音が今まで通りできなくなる~

歯が抜けた影響で体に生じる変化として、1つ目は発音が挙げられます。
私たちの発音は、歯の隙間から息が漏れることで成り立っています。
高齢者で歯がない人の話し方を見てみると、歯がある人と違って発音が聞き取りにくいですよね。
しっかりとした発音をするということに、歯は欠かせない存在なのです。

それができなくなると、人に物事を伝えにくくなるだけでなく、話す機会が減ってしまう状態になる人もいます。
健全なコミュニケーション確立のためには、放置できません。

歯が抜けたことで生じる変化~②胃腸への負担~

歯が抜けることは、発音の変化に留まりません。
本来食べ物を細かくする役割がありますので、それが万全な状態でできなくなるのです。
そうなると、十分な咀嚼ができないまま、食べ物が胃腸に移動することになりますから、消化への負担が大きくなってしまうのです。

咀嚼が不足していると、消化にかかる時間やエネルギーが膨大になりますよね。
その結果、胃腸の不調に繋がってしまう可能性が出てくるのです。
人間が活動するために食事は不可欠です。
食事に関しての不便が出てしまうと、今後の生活にも大きな支障が出てくるでしょう。

歯が抜けたことで生じる変化~③唾液が不足する状態に~

さらに、歯が抜けて咀嚼が十分にできない状態だと、唾液にも変化が表れます。
噛むことで唾液は分泌しますが、それが満足にできないと唾液の分泌量が減少してしまいます。
唾液の分泌量が少ないと、口臭の原因になるだけでなく、虫歯や歯周病のリスクを高める要因になってしまいますよね。
つまり、多くの歯のトラブルを招いてしまう可能性があるのです。

上記のような事情を考えると、「受診する時間がないからそのままにしておこう」とは絶対に思えないですよね。
受診するタイミングが早ければ早いほど、有効な手段で解決することができます。
抜けてしまった場合は落ち着いて、まず歯科クリニックに連絡、受診をするように覚えておいて下さい!

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯が抜けてしまった場合、発音に変化が見られるようになる

・咀嚼が十分でないために、消化にエネルギーがかかり、胃腸への負担が大きくなる

・咀嚼に問題が生じると、唾液の分泌量が減少し、虫歯等の歯のトラブルへのリスクが高くなる

・歯科クリニックでの早期対処が、有効手段の選択肢を増やす

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう。

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