シーラント取れた時の対処法|練馬区土支田の歯科が解説
2026.07.27

「子どもの奥歯のシーラントが取れてしまった…どうしたらいい?」そんなご不安を抱えて検索されている親御さんは、決して少なくありません。シーラントは一度処置すれば永久にもつわけではなく、日常の食事や歯ぎしりなどで取れてしまうことがあります。
大切なのは、取れた後にどう行動するかです。正しい知識を持っていれば、慌てることなく適切に対応できます。東京都練馬区土支田の土支田ファミリー歯科が、シーラントが取れたときの対処法をステップ形式でわかりやすくお伝えします。
- ✅ シーラントが取れる原因と仕組み
- ✅ 取れた直後にご家庭でできること・できないこと
- ✅ 歯科を受診するタイミングと再治療の流れ
- ▸ シーラントが取れた…そのお気持ち、よくわかります
- ▸ そもそもシーラントとは?取れやすい原因を知っておこう
- ◦ シーラントの役割と仕組み
- ◦ シーラントが取れる主な原因
- ◦ よくある誤解:「シーラントが取れたらむし歯になる」は本当?
- ▸ シーラントが取れたらどうする?ご家庭での正しい対処ステップ
- ◦ ステップ1:まずお口の中を確認する
- ◦ ステップ2:やってはいけないNG行動
- ◦ 緊急受診が必要なサイン
- ▸ 歯科で受診したら何をするの?再処置の流れを解説
- ◦ 再処置の前にまず確認:むし歯になっていないか
- ◦ 再シーラントの手順
- ◦ シーラントの費用について
- ▸ シーラントが取れにくくするために。再発防止のポイント
- ◦ 日常のセルフケアで長持ちさせる
- ◦ 定期健診でシーラントの状態をこまめにチェック
- ◦ フッ素塗布とあわせた予防歯科が効果的
- ▸ 東京都練馬区土支田の土支田ファミリー歯科のこだわり
- ▸ シーラントに関するよくある質問
- ◦ シーラントが取れたら、まずはご相談ください
シーラントが取れた…そのお気持ち、よくわかります
「せっかくシーラントをしたのに取れてしまった」「もしかしてむし歯になってしまう?」と心配される親御さんはとても多いです。お子さまの歯を守ろうと思って処置したのに、取れてしまうと不安になるのは当然のことです。
実は、シーラントは永久的な処置ではなく、定期的なチェックと再処置が前提の予防処置です。取れたこと自体はめずらしくありませんし、適切に対処すればお子さまの歯を守ることができます。まずは落ち着いて、この記事を読み進めてみてください。
また「取れたまま放置しておけばいいかな」と思われる方もいらっしゃいます。しかしシーラントが取れた状態は、溝が再び露出してむし歯リスクが高まりやすい状態でもあります。お子さまのためにも、早めのご確認をおすすめします。
そもそもシーラントとは?取れやすい原因を知っておこう
シーラントの役割と仕組み
シーラント(フィッシャーシーラント)とは、奥歯の咬合面(噛む面)にある細かい溝に樹脂系の材料を埋め込む予防処置です。奥歯の溝はとても深く複雑な形状をしているため、歯ブラシの毛先が届きにくく、むし歯菌が溜まりやすい場所です。
シーラントでその溝をあらかじめ埋めておくことで、食べかすや細菌が入り込むのを防ぎ、むし歯を予防する効果が期待できます。特に生えたての永久歯は歯質がまだ成熟していないため、小学生のお子さまに多く行われる処置です。
シーラントが取れる主な原因
シーラントは歯の溝に接着していますが、硬いスルメや氷、飴玉などを強く噛んだ場合に外れることがあります。また、子どもに多い歯ぎしり(ブラキシズム)も取れる原因のひとつです。材料の特性上、強い噛み合わせの力が繰り返しかかると、少しずつ剥離が生じることがあります。
シーラントに使われるレジン(樹脂)素材は、口腔内の環境で少しずつ劣化します。一般的に数年が経過するとともに接着力が低下し、剥がれやすくなることがあります(個人差があります)。定期的な歯科検診でシーラントの状態を確認することが大切です。
シーラントは乾燥した状態の歯面に接着させる必要があります。処置中に唾液が混入すると接着力が十分に発揮されないことがあり、特に小さなお子さまは処置中に唾液の分泌が多い傾向があります。また、歯が完全に生え切っていない段階での処置は取れやすくなる場合もあります。
よくある誤解:「シーラントが取れたらむし歯になる」は本当?
「シーラントが取れたら、すぐにむし歯になってしまうの?」と心配される方は多いのですが、取れた直後に即むし歯になるわけではありません。ただし、シーラントが入っていた溝が再び露出するため、むし歯リスクは処置前の状態に戻ります。日常のブラッシングをていねいに続けながら、早めに歯科医院で確認してもらうことが大切です。

シーラントが取れたらどうする?ご家庭での正しい対処ステップ
ステップ1:まずお口の中を確認する
まず明るい場所でお口の中を確認しましょう。取れたシーラントが口の中に残っている場合はそのまま吐き出させてください(誤飲してしまっても素材自体は無害ですが、飲み込まないよう促してあげてください)。歯に痛みがあるか、欠けていないかも合わせて確認してください。
シーラントが取れた部分は溝が露出しているため、食べかすや細菌が溜まりやすくなっています。いつも以上にていねいに歯ブラシを当てて、溝の部分を意識して磨いてあげてください。フッ素入り歯磨き粉を使うとより予防効果が期待できます。
取れたことがわかったら、なるべく早めに歯科医院へ連絡して受診の予約を取りましょう。緊急性は高くない場合がほとんどですが、1〜2週間以内を目安に受診することをおすすめします(個人差があります)。痛みや腫れがある場合はより早急な受診が必要です。
ステップ2:やってはいけないNG行動
⚠ 取れたあとにやってはいけないこと
- 市販の接着剤で自己修復しない:市販の接着剤は歯科用ではなく、歯・歯ぐきに有害な成分が含まれていることがあります。絶対に使用しないでください。
- 取れた部分を爪や器具で触らない:溝に細菌が入り込む可能性があるため、爪や爪楊枝で触るのは避けましょう。
- そのまま長期間放置しない:溝が露出したまま時間が経つと、むし歯リスクが高まりやすくなります。1か月以上放置するのは避けましょう。
- 甘い食べ物・飲み物を過剰に与えない:シーラントが取れた直後は溝が無防備な状態です。この時期は特に糖分の多い食事・飲み物に気をつけてあげてください。
緊急受診が必要なサイン
次のような症状がある場合は、できるだけ早急に歯科医院を受診してください。
- 取れた部分に強い痛みがある、または冷たいものがしみる
- 歯ぐきが腫れている・出血がある
- 歯が欠けたように見える・黒ずみが見える
- お子さまが食事を嫌がる・噛むたびに痛そうにしている
歯科で受診したら何をするの?再処置の流れを解説
再処置の前にまず確認:むし歯になっていないか
歯科医院を受診すると、まずシーラントが取れた部分の歯の状態を確認します。溝にむし歯が進行していないか、歯面に異常がないかをしっかり診査したうえで、次の処置方針を決定します。
むし歯がなければ再シーラントを行うことができます。一方、すでにむし歯が進行していた場合は、シーラントの前にむし歯の治療が必要になることもあります。早めに受診することで、治療範囲を最小限に抑えることが期待できます。
再シーラントの手順
①歯面の清掃・乾燥:残っているシーラントや汚れを取り除き、歯面をしっかり乾燥させます。
②エッチング処理:歯の表面に酸性の薬剤を塗って、接着力を高めるための前処理を行います。
③シーラント塗布・硬化:専用の樹脂材料を溝に流し込み、光照射器で固めます。
④噛み合わせの確認:処置後に噛み合わせを確認して完了です。所要時間は歯の本数にもよりますが、1〜2本であれば15〜30分程度が目安です(個人差があります)。
シーラントの費用について
シーラントは予防歯科・PMTCとあわせて保険適用となる場合があります。保険適用の条件(年齢・歯の種類など)については歯科医院でご確認ください。土支田ファミリー歯科では、予防歯科・PMTCは保険適用で対応しています。費用の詳細は受診時にご相談ください。
✅ 再シーラントのメリット
- むし歯リスクを再び低下させることが期待できる
- 削る必要がなく歯への負担が少ない
- 1回の来院で処置が完了することが多い
- 保険適用になる場合がある
⚠ 注意点
- 永久的な処置ではなく再び取れる可能性がある
- むし歯が進行していた場合は別途治療が必要
- 処置後もブラッシングや食生活に気をつける必要がある
- 定期健診でシーラントの状態確認が必要
定期検診でシーラントの状態も確認できます
シーラントは定期的に状態を確認し、必要に応じて再処置を行うことで虫歯リスクを下げる取り組みができます。定期検診もお気軽にご予約ください。
シーラントが取れにくくするために。再発防止のポイント
日常のセルフケアで長持ちさせる
シーラントを長くもたせるためには、日々のブラッシングが基本です。フッ素入り歯磨き粉で奥歯の溝をていねいに磨く習慣をつけることで、シーラント周辺のむし歯予防にもつながります。特に就寝前のブラッシングは丁寧に行いましょう。
また、氷や硬い食べ物を歯で噛み砕く習慣はシーラントだけでなく歯自体にも負担がかかります。お子さまがこうした習慣を持っている場合は、やさしく声かけしてあげてください。
定期健診でシーラントの状態をこまめにチェック
シーラントが取れかけていても、見た目ではわかりにくいことがほとんどです。定期的な歯科健診の際に、シーラントの状態を歯科医師・歯科衛生士に確認してもらうことで、完全に取れてしまう前に補修できる可能性があります。3〜6か月に1回の定期健診を習慣にすることをおすすめします(個人差があります)。
フッ素塗布とあわせた予防歯科が効果的
シーラントだけでなく、定期的なフッ素塗布もあわせて行うと、歯質を強化してむし歯リスクをさらに下げることが期待できます。予防歯科・PMTCとあわせて行う場合、保険適用の範囲内で対応できることもあります。「うちの子に合った予防プランを知りたい」という方は、ぜひ一度歯科医師にご相談ください。
東京都練馬区土支田の土支田ファミリー歯科のこだわり
土支田ファミリー歯科では、「最愛の人に紹介したい歯科医院」を目指して、0歳から100歳まで、すべての患者様を家族と思って診療にあたっています。特にお子さまの予防歯科・シーラントについては、将来の歯の健康を左右する大切な処置として、スタッフ一同丁寧に対応しています。
シーラントに関するよくある質問
この記事のまとめ
- ✅ シーラントが取れることはめずらしくないが、そのまま放置するとむし歯リスクが高まりやすい
- ✅ 取れたらまず口の中を確認し、ていねいにブラッシング。市販の接着剤による自己処置はNG
- ✅ 痛みや腫れがなくても1〜2週間以内を目安に歯科を受診することをおすすめします(個人差があります)
- ✅ むし歯がなければ再シーラントは1回の来院で完了することが多く、保険適用の場合もある
- ✅ 3〜6か月に1回の定期健診でシーラントの状態を確認し、お子さまの歯を守り続けましょう
シーラントが取れたら、まずはご相談ください
東京都練馬区土支田の土支田ファミリー歯科では、お子さまのペースに合わせた予防歯科に取り組んでいます。「怖くない・楽しい歯医者さん」を目指して、キッズルームや保育士による託児サービスもご用意しています。土日夜19時まで診療しておりますので、忙しい親御さんも安心してご来院ください。
Web予約はこちらから(複数人のご予約はお電話にて) お電話でのご相談:03-3867-1182※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個々の症状・状態によって対応が異なります。気になる症状がある場合は必ず歯科医師にご相談ください。治療効果には個人差があります。



⚕ 院長・杉本 貴由紀 より
「シーラントが取れてしまったとご連絡をいただくことは、実はよくあることです。でも、そのまま放置してしまう方もいらっしゃって、気づいたときには溝にむし歯が進んでいた…というケースも少なくありません。子どものときに歯医者嫌いになってしまうと、大人になっても歯科医院に足が向かなくなってしまいます。だからこそ、私たちは怖くない・楽しいと思える歯科体験を大切にしています。取れたことに気づいたら、まずはお気軽にご連絡ください。練馬区土支田の地域の皆さまの歯を、これからも一緒に守っていきたいと思っています。」