乳歯がぐらぐらして抜けない!原因と正しい対処法を歯科医師が解説
2026.07.26

「乳歯がぐらぐらしているのに、なかなか抜けない…」「引っ張ってあげた方がいいの?それとも自然に待つべき?」そんな疑問をお持ちの親御さんは、とても多くいらっしゃいます。
乳歯のぐらぐらは生え変わりの大切なサインですが、時期や状態によっては歯科医院への相談が必要なこともあります。この記事では、乳歯がぐらぐらして抜けない原因と、ご家庭でできる正しい対処法をわかりやすくご説明します。
- ✅ 乳歯がぐらぐらして抜けない主な原因
- ✅ 家庭でできる正しい対処法と受診すべきサイン
- ✅ 生え変わり時期の目安と歯並びへの影響
- ▸ 「まだ抜けないの?」お子さんの乳歯が気になる親御さんへ
- ▸ 乳歯がぐらぐらするのはなぜ?仕組みと原因を解説
- ◦ 乳歯の生え変わりのしくみ
- ◦ ぐらぐらして抜けない主な3つの原因
- ◦ 「よくある誤解」:ぐらぐらしたらすぐ抜いた方がよい?
- ▸ 乳歯の生え変わり時期の目安と順番を確認しよう
- ◦ 生え変わりはいつごろから始まる?
- ◦ 生え変わりが遅いと歯並びに影響する?
- ▸ 乳歯がぐらぐらして抜けないときの正しい対処法【ステップ解説】
- ◦ ステップ1:まず「いつからぐらぐらしているか」を確認する
- ◦ ステップ2:自然に抜けるのを待つ期間のホームケア
- ◦ ステップ3:受診すべきサインを見逃さない
- ▸ 乳歯が抜けた後・歯の生え変わり期間に気をつけたいこと
- ◦ 抜けた後のケアの基本
- ◦ 生え変わり期は虫歯になりやすい!予防が大切な理由
- ▸ 土支田ファミリー歯科が小児歯科でこだわっていること
- ▸ よくあるご質問(FAQ)
- ◦ この記事のまとめ
- ◦ 乳歯のぐらぐら・生え変わりのご相談は土支田ファミリー歯科へ
「まだ抜けないの?」お子さんの乳歯が気になる親御さんへ
お子さんの乳歯がぐらぐらし始めると、親御さんとしてはつい「早く抜いてあげた方がいいのかな」「放っておいて大丈夫?」と心配になりますよね。特に周りのお友達が先に歯が抜けると、「うちの子は遅いのでは?」と焦りを感じる方もいらっしゃると思います。
実は、乳歯が抜ける時期には個人差があり、ぐらぐらし始めてから抜けるまでに数週間〜数ヶ月かかることも珍しくありません。「まだ抜けない」という状況が必ずしも問題とは限らないのです。
ただし、中には歯科医師に診てもらった方がよいケースもあります。まずは乳歯がぐらぐらして抜けない仕組みや原因を正しく知ることが、お子さんへの最善の対応につながります。
東京都練馬区土支田の土支田ファミリー歯科では、お子さんが歯医者を怖いと感じないよう、丁寧に対応しています。「うちの子の乳歯、大丈夫かな?」と思ったら、ぜひお気軽にご相談ください。
乳歯がぐらぐらするのはなぜ?仕組みと原因を解説
乳歯の生え変わりのしくみ
乳歯は全部で20本あり、永久歯への生え変わりは一般的に6歳ごろから始まり、12〜13歳ごろまで続きます。永久歯が下から押し上げてくると、乳歯の根っこ(歯根)が少しずつ溶けていきます。これを「歯根吸収」といいます。
歯根が十分に溶けると乳歯を支える力が弱まり、ぐらぐらと動き始めて自然に抜け落ちるという流れになります。このプロセスはお子さんの体が自然に行う、とても大切な変化です。
ぐらぐらして抜けない主な3つの原因
永久歯が出てくるのが早くても、乳歯の根っこが溶けるスピードは個人によって異なります。ぐらぐらし始めてから歯根吸収が完了するまでに時間がかかる場合があり、これは正常な生え変わりの範囲内です。焦らず見守ることが大切です(個人差があります)。
永久歯が乳歯の真下からではなく、斜め方向から生えてくる場合、乳歯の歯根がうまく溶けずに残ってしまうことがあります。このケースでは乳歯がいつまでもぐらぐらしたまま抜けないことがあり、歯科医師の診察が必要になります。
生え変わり以外の原因でぐらぐらすることもあります。乳歯の虫歯が進んで歯の根っこに影響を及ぼしている場合や、歯ぐきに炎症がある場合です。こうした場合は生え変わりのぐらつきとは異なるため、早めに歯科医院を受診することをおすすめします。
「よくある誤解」:ぐらぐらしたらすぐ抜いた方がよい?
「ぐらぐらしているのを放置していたら歯並びが悪くなる」と心配される親御さんは多いのですが、ぐらついている=すぐ抜くべきというわけではありません。歯根がまだ残っているうちに無理に抜こうとすると、歯根が折れて歯ぐきの中に残ったり、出血が止まりにくくなったりする可能性があります。自然に抜けるのを待つことが基本です。

乳歯の生え変わり時期の目安と順番を確認しよう
生え変わりはいつごろから始まる?
乳歯の生え変わりは一般的に以下の時期が目安です(個人差があります)。
| 歯の種類 | 抜ける目安の時期 | 生え変わる順番 |
|---|---|---|
| 下の前歯(乳中切歯) | 6〜7歳ごろ | 最初に抜けることが多い |
| 上の前歯(乳中切歯) | 7〜8歳ごろ | 2番目ごろ |
| 側切歯(前歯の隣) | 7〜8歳ごろ | 前歯の次 |
| 乳犬歯(糸切り歯) | 9〜12歳ごろ | 比較的後半 |
| 第一乳臼歯(奥歯前) | 9〜11歳ごろ | 奥歯の生え変わり前半 |
| 第二乳臼歯(最奥) | 10〜13歳ごろ | 最後のグループ |
この表はあくまで目安であり、お子さんによって1〜2年程度の個人差があります。上の表より遅くても、永久歯の芽(歯胚)があれば問題ない場合がほとんどです。
生え変わりが遅いと歯並びに影響する?
乳歯がなかなか抜けずに永久歯が隣や後ろから出てきてしまうと、歯並びに影響が出る場合があります。特に前歯の内側から永久歯が見えているのに乳歯がぐらぐらしたまま残っている場合は、早めに歯科医師に相談することをおすすめします。適切なタイミングで乳歯を抜くことで、永久歯がより良い位置に移動しやすくなることが期待できます。
乳歯がぐらぐらして抜けないときの正しい対処法【ステップ解説】
ステップ1:まず「いつからぐらぐらしているか」を確認する
ぐらぐらし始めた時期を把握しておくことが大切です。2〜3週間のぐらつきであれば、多くの場合はまだ自然に抜けるのを待つ段階です。一方、1〜2ヶ月以上ぐらぐらしているのに変化がない場合は、歯科医院での確認をおすすめします。
① ぐらぐらし始めた日をメモしておく。② 前後・左右どちらにどれくらい動くか観察する。③ 痛みや歯ぐきの腫れ・出血がないか確認する。④ 永久歯が乳歯のそばから見えていないか確認する。
ステップ2:自然に抜けるのを待つ期間のホームケア
生え変わりの時期は、虫歯や歯ぐきのトラブルが起きやすい時期でもあります。以下のケアを続けましょう。
✅ 家庭でできること
- やわらかい歯ブラシで丁寧にブラッシングする
- ぐらぐら歯の周りも優しく磨く(避けない)
- 食事でしっかり噛んで自然に動かす
- 気になっても指でむやみに触らない
- 糸ようじ(フロス)でぐらつき歯の隣を清潔に保つ
⚠ 避けた方がよいこと
- 無理に引っ張って抜こうとする
- 糸を巻いて強引に抜く(テレビなどでよく見る方法)
- ぐらぐら歯を強くいじって遊ぶ
- 痛みがあるのにそのまま放置する
- 転倒などで乳歯が折れたまま放置する
ステップ3:受診すべきサインを見逃さない
⚠ こんな状態なら歯科医院へ!
- 乳歯がぐらぐらし始めて2〜3ヶ月経っても抜けない
- 永久歯が乳歯の裏・隣・外側からすでに見えている
- 歯ぐきが赤く腫れていたり、膿が出ている
- 食事のたびに強い痛みがある
- 転倒などの衝撃で歯がぐらつき始めた(外傷)
- 生え変わりの時期を大幅に過ぎているのに乳歯が残っている(12歳以降なども含む)
上記に当てはまる場合は、早めに歯科医院を受診することで、歯並びへの影響を最小限にとどめることが期待できます。「大丈夫かな?」と迷ったら、まずはお気軽にご相談ください。
乳歯が抜けた後・歯の生え変わり期間に気をつけたいこと
抜けた後のケアの基本
乳歯が自然に抜けた後は、歯ぐきが少し出血することがあります。清潔なガーゼをかんで圧迫すると、多くの場合10〜15分程度で止血します(個人差があります)。その日の食事はやわらかいものにして、歯ぐきへの刺激を少なくしましょう。
① 指や舌で抜けた部分を頻繁に触らない。② うがいをしすぎると血が固まりにくくなるため、強いうがいは控える。③ 翌日以降も出血・強い痛み・腫れが続く場合は歯科医院へ。④ 抜けた部分は新しい永久歯が生えてくるスペースなので、清潔に保つ。
生え変わり期は虫歯になりやすい!予防が大切な理由
生え変わりの時期は乳歯と永久歯が混在しており、歯の高さや形がバラバラになるため、歯磨きが難しくなる時期でもあります。この時期に磨き残しが増えると虫歯リスクが高まります。
定期的に歯科医院でプロによるクリーニング(PMTC)やフッ素塗布を受けることで、虫歯の予防効果が期待できます。土支田ファミリー歯科では予防歯科・PMTCも保険適用で対応しています。生え変わりの時期こそ、定期検診を習慣にしていただきたいと思っています。
土支田ファミリー歯科が小児歯科でこだわっていること
練馬区土支田にある土支田ファミリー歯科では、お子さまの歯科治療・生え変わりのサポートに特別なこだわりを持って取り組んでいます。
よくあるご質問(FAQ)
この記事のまとめ
- ✅ 乳歯がぐらぐらして抜けない原因は「歯根がまだ残っている」「永久歯の方向のズレ」「虫歯・歯周病」などさまざま
- ✅ 生え変わりの時期は個人差があり、ぐらつき始めてから数週間〜数ヶ月かかることもある
- ✅ 無理に引っ張って抜こうとするのは歯ぐきや歯根を傷つける可能性があるため避けること
- ✅ 2〜3ヶ月以上ぐらぐらが続く・永久歯が見えている・痛みや腫れがある場合は歯科医院へ
- ✅ 生え変わり期は虫歯リスクが高まるため、予防歯科・定期検診の活用がおすすめ
乳歯のぐらぐら・生え変わりのご相談は土支田ファミリー歯科へ
「ぐらぐらが心配」「抜けなくて不安」なそのお気持ち、ぜひそのままお聞かせください。東京都練馬区土支田の土支田ファミリー歯科では、お子さまのペースに寄り添いながら丁寧に診察します。土日夜19時まで診療・キッズルーム完備・保育士による託児サービスで、親御さんも安心してご来院いただけます。
Web予約はこちらから(複数人のご予約はお電話にて) 03-3867-1182 お電話でのご相談【診療時間】月・水・木・金・土・日 10:00〜14:00 / 15:00〜19:00(受付は終了30分前まで)/休診日:火曜・祝日
【アクセス】〒179-0076 東京都練馬区土支田2-18-12 ラ・ソワミヤマ1F/都営大江戸線 光が丘駅A5出口 徒歩約16分(バス約5分)



⚕ 院長 杉本 貴由紀より
子どものときに歯医者さんが嫌いになってしまうと、大人になっても歯科医院へ足が向かず、症状を悪化させてしまうことがあります。だからこそ、お子さまが「歯医者さんって楽しい!」と感じてもらえる環境づくりを大切にしています。乳歯のぐらぐらも、「抜けそうで心配…」と思ったらいつでもご相談ください。お子さまの歯の一生を、一緒に守っていきたいと思っています。土支田ファミリー歯科は「最愛の人に紹介したい歯科医院」を目指して、スタッフ一同取り組んでいます。