矯正治療を始めるタイミング〜年齢別の最適な開始時期を矯正歯科が解説

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2026.06.26

矯正治療を始めるタイミングは、お子さまの歯並びや成人の方の口腔状態によって大きく異なります。本記事では、年齢別の最適な開始時期、治療法の選択肢、注意すべきポイントを詳しく解説します。

矯正治療を始める最適な年齢はいつですか?

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始めるタイミングは年齢やお口の状態によって異なります。土支田ファミリー歯科では治療前に無料でご相談いただけます。費用や期間が不安な方も、まずはお気軽にお問い合わせください。

矯正治療に年齢制限はなく、健康な歯と歯肉があれば何歳からでも開始できます。ただし、年齢によって治療の目的や方法が異なるため、それぞれのライフステージに適したタイミングを見極めることが重要です。

日本臨床矯正歯科医会が実施した調査によると、矯正治療を実際に始めた年齢で最も多いのは7~8歳です。この年代は上下の前歯が生え変わり、将来の歯並びがある程度予測できる時期であり、お子さま自身に治療への自覚が生まれる年齢でもあります。

一方で、厚生労働省「令和2年患者調査」では、矯正の初診患者数が平成29年から令和2年の3年間で3.6倍に増加しており、特に女性の初診患者は4.8倍と顕著な伸びを示しています。この背景には、透明なマウスピース矯正の普及やコロナ禍でのマスク生活により、大人の矯正治療へのハードルが下がったことが挙げられます。

子どもの矯正治療はいつから始めるべきですか?

子どもの矯正治療は、顎の成長を利用できる6~12歳の時期に開始するのが理想的です。この時期は「Ⅰ期治療」と呼ばれ、歯列だけでなく顎の成長を正しい方向に導くことを目的とします。

Ⅰ期治療の目的と特徴

Ⅰ期治療は、乳歯と永久歯が混在する「混合歯列期」に行われる治療です。この時期のお子さまの骨は柔らかく、成長を利用した治療が可能です。顎骨の正常な発育を導いたり、異常な永久歯の生え方を改善したりすることで、不正咬合の増悪を防ぎます。

ただし、すべてのお子さまにⅠ期治療が必要なわけではありません。歯列不正があっても、成長発育に影響を及ぼさない状態であれば、永久歯が生え揃ってから治療を開始する方が有益な場合もあります。

早期治療が必要なケース

受け口(反対咬合)や開咬、交叉咬合といった顎の骨格に問題がある不正咬合は、早めの治療が推奨されます。日本臨床矯正歯科医会によると、受け口は成長とともに治療が困難になる場合が多く、悪い噛み合わせで噛み続けることで歯肉が下がったり、歯がぐらぐらになったりする「咬合性外傷」を引き起こす可能性があります。

このような症例では、早期の対応によって将来的な大掛かりな治療を回避できるため、気になる症状がある場合は小学校の中高学年頃に一度矯正歯科へ相談することをおすすめします。

お子さまの成長や生活リズムに合わせて、開始時期は柔軟にご相談いただけます。検査・診断のうえで、お口の状態に合った治療法をご提案します。

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中学生・高校生の矯正治療はどのタイミングが最適ですか?

中学生から高校生の時期は、永久歯が揃った後に行う「Ⅱ期治療」に最適なタイミングです。この時期は年間スケジュールが決まっているため通院計画が立てやすく、特に男子は骨格の成長が続いている場合が多いため、骨の成長を取り入れた治療が可能です。

Ⅱ期治療の特徴

Ⅱ期治療は、基本的に大人の矯正と同じ方法で歯の並びを整える治療です。マルチブラケット(歯の1本1本にブラケットを貼りつけ、ワイヤーでつないで歯並びを治療する)という矯正装置を使った本格治療が一般的です。

この年代は見た目を気にすることが増えるため、透明なマウスピース矯正や目立たない色をした審美ブラケットが人気です。また、スポーツや学校行事が多い年齢のため、矯正装置が破損しないよう安全対策を行うことも大切です。

中学生・高校生の矯正治療のメリット

  • 成長に合わせた治療計画が可能で、骨格の成長を利用できる
  • 年間スケジュールが決まっているため通院計画が立てやすい
  • 治療への自覚が生まれ、装置の管理や清掃を自分で行える
  • 審美的な装置(透明なマウスピースや審美ブラケット)が選択できる

土支田ファミリー歯科では、お子さまから成人まで幅広い年齢層の矯正治療に対応しています。3Dアニメーションの動画を用いた視覚的でわかりやすい説明システムを導入しており、治療内容を患者さまに分かりやすくお伝えしています。

成人の矯正治療はいつから始めても遅くないですか?

成人の矯正治療は、健康な歯と歯肉があれば何歳からでも始められます。「今からではもう遅い」ということはありません。30代40代はもちろん、50代以降から始める方もいらっしゃいます。

厚生労働省「令和2年患者調査」によると、矯正治療の総患者数の増加率では30~34歳が2.4倍と最大の増加率を示しています。また、20代30代40代と大人での矯正も増加傾向にあり、「歯科矯正は子供のうちに行うもの」というイメージは変わりつつあります。

成人矯正の目的と特徴

成人の矯正は見た目の改善が主に思われがちですが、噛み合わせや歯の機能を回復することも重要な目的です。骨の成長が止まっているため、歯を動かすことで理想的な歯並びに近づけます。

仕事や日常生活に影響を与えにくいマウスピース型矯正装置や、舌側矯正が人気です。歯並びの改善により、お口のメンテナンスがしやすくなり、歯の寿命を延ばす効果も期待できます。

成人矯正の注意点

若い頃ほど歯が動きやすいため、治療期間が長くなる可能性があります。また、ライフイベント(結婚式、転職、出産など)が多くなる時期のため、それに合わせた治療計画が必要です。

40歳以上の方は、歯周病の管理が重要なポイントとなります。歯周組織の状態が悪いと歯の移動が困難になり、矯正治療がうまくいかないことがあります。年齢が上がるにしたがって歯が動きにくくなるため、過度な力をかけずに計画を立てることが必要です。

40代以降の矯正治療で注意すべきポイントは何ですか?

40代以降の矯正治療では、歯周病の管理と全身疾患への配慮が最も重要です。歯と歯周組織が健康であれば矯正は可能ですが、残存歯の健康を第一に考える必要があります。

歯周病の管理

歯周組織の状態が悪いと歯の移動が困難になり、矯正治療がうまくいかないことがあります。矯正治療を始める前に、歯周病の治療を完了させることが必須です。また、矯正治療中も定期的な歯周病のメンテナンスが欠かせません。

全身疾患への配慮

高血圧や糖尿病など全身疾患がある場合は、他科の医師との連携が必要となる場合もあります。骨密度が低下している場合もあるため、治療前に骨の状態をしっかりと診断してもらうことが大切です。

無理のない治療計画

60歳以上の高齢者でも、適切な計画のもとで生活の質を向上させる治療が可能です。ただし、無理な治療を選択しないほうがいいケースもあります。生活習慣や体力に配慮した治療を進めることが重要です。

矯正治療の開始時期を決める際の判断基準は何ですか?

矯正治療の開始時期は、お口の状態、年齢、ライフスタイル、治療目的を総合的に判断して決定します。「矯正をしたい」と思った時が始めるタイミングといえますが、専門的な診断を受けることが重要です。

判断基準のポイント

  • お口の状態:歯並びや噛み合わせの問題の程度、歯周組織の健康状態
  • 年齢:子どもの場合は顎の成長段階、成人の場合は歯周組織の状態
  • ライフスタイル:通院の頻度、仕事や学校のスケジュール、ライフイベント
  • 治療目的:審美的改善、機能的改善、予防的観点

初診相談の重要性

日本臨床矯正歯科医会によると、初診相談は予約制で、料金は目安として3,000~5,000円程度となっています。相談したからといって、その診療所で治療しなければならないことはありませんので、気になる症状がある場合は気軽に矯正歯科へ相談することをおすすめします。

土支田ファミリー歯科では、すべての患者さまを家族と思い接し、患者さまご自身が納得のいく歯科医療を選び、その方にとっての最善の医療を提供することを大切にしています。女性歯科医師も在籍しており、CTによる精密診断、マイクロや拡大ルーペを使用する超精密治療を実施しています。

矯正治療を検討されている方は、ぜひ一度土支田ファミリー歯科へご相談ください。土曜・日曜も夜19時まで診療しており、急患にも対応しています。

よくある質問

矯正治療は何歳まで受けられますか?

矯正治療に年齢の上限はありません。健康な歯と歯肉があれば、何歳からでも矯正治療を受けることが可能です。30代40代はもちろん、50代以降から始める方もいらっしゃいます。ただし、年齢が上がるにつれて歯周病のリスクが高まるため、治療前に歯周組織の健康状態をしっかりと確認することが重要です。

子どもの矯正治療は何歳から始めるのが理想ですか?

子どもの矯正治療は、顎の成長を利用できる6~12歳の時期に開始するのが理想的です。日本臨床矯正歯科医会の調査によると、治療開始年齢で最も多いのは7~8歳です。ただし、受け口や開咬など顎の骨格に問題がある場合は、より早期の対応が推奨されることもあります。

大人になってから矯正治療を始めるメリットは何ですか?

大人の矯正治療のメリットは、歯並びの改善でコンプレックスが解消され、正しい噛み合わせでしっかり噛めるようになることです。また、歯並びの改善により、お口のメンテナンスがしやすくなり、歯の寿命を延ばす効果も期待できます。透明なマウスピース矯正など、目立たない治療法も選択できます。

矯正治療の費用はどのくらいかかりますか?

矯正治療の費用は、治療方法や期間、症例の複雑さによって異なります。一般的に、子どものⅠ期治療は30万円~50万円程度、Ⅱ期治療や成人の本格治療は60万円~120万円程度が目安です。多くの歯科保険プランでは、矯正治療は美容処置に該当するため、費用をカバーしていない場合が多いです。詳しくは矯正歯科へお問い合わせください。

矯正治療中に痛みはありますか?

矯正治療中は、装置を装着した直後や調整後に歯が動く際の痛みや違和感を感じることがあります。ただし、この痛みは通常2~3日程度で治まります。痛みの程度は個人差がありますが、我慢できないほどの強い痛みが続く場合は、担当の歯科医師に相談することをおすすめします。

矯正治療の期間はどのくらいですか?

矯正治療の期間は、症例の複雑さや年齢によって異なります。子どものⅠ期治療は数ヶ月~2年前後、Ⅱ期治療や成人の本格治療は1年半~3年程度が一般的です。治療後は、後戻りを防ぐための保定期間(リテーナー装着期間)が1~2年程度必要です。

受け口は早めに治療した方がいいですか?

受け口(反対咬合)は、成長とともに治療が困難になる場合が多いため、早めの治療が推奨されます。日本臨床矯正歯科医会によると、悪い噛み合わせで噛み続けることで、歯肉が下がったり、歯がぐらぐらになったりする「咬合性外傷」を引き起こす可能性があります。早期の対応によって未然に防げる場合もあるため、気になる症状がある場合は早めに矯正歯科へ相談することをおすすめします。

矯正治療中に虫歯になることはありますか?

矯正治療中は装置が歯に装着されているため、歯磨きがしにくくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。そのため、丁寧な歯磨きと定期的なメンテナンスが欠かせません。マウスピース矯正の場合は、装置を取り外して歯磨きができるため、虫歯のリスクを抑えやすいというメリットがあります。

結論

矯正治療を始めるタイミングは、年齢や口腔状態によって異なりますが、基本的に年齢制限はなく、健康な歯と歯肉があれば何歳からでも開始できます。子どもの場合は顎の成長を利用できる6~12歳が理想的で、成人は歯周組織の健康管理を優先しながら治療を進めることが重要です。「矯正をしたい」と思った時が始めるタイミングですが、専門的な診断を受けることで、ご自身に最適な治療計画を立てることができます。土支田ファミリー歯科では、患者さま一人ひとりに寄り添った矯正治療を提供していますので、お気軽にご相談ください。

土支田ファミリー歯科

練馬区光が丘エリアの歯科・小児歯科・矯正歯科・歯科口腔外科。キッズルーム、保育士による無料託児、女性歯科医師在籍で、お子さま連れでも通いやすい体制を整えています。矯正は治療前に無料でご相談いただけます。

診療時間 10:00〜14:00/15:00〜19:00 休診日:火曜・祝日 ※複数人のご予約はお電話でお願いします

【著者情報】

土支田ファミリー歯科 院長
杉本 貴由紀

「最愛の人に紹介したい歯科医院」を理念に、患者様一人ひとりに寄り添った診療を大切にしています。すべての患者様を家族のように考え、納得いただける治療選択と最善の医療提供を心がけています。特にお子さまが歯科医院を好きになれる環境づくりにも注力し、将来のお口の健康を見据えた診療を行っています。

経歴
静岡聖光学院高等学校 卒業
鶴見大学 歯学部 卒業
鶴見大学附属病院 総合歯科 臨床研修 修了
愛知県一宮市・犬山市の歯科医院にて勤務
土支田ファミリー歯科 開院

 

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