インプラント手術の痛みはどれくらい?〜不安を解消する詳しい解説

2026.03.26

インプラント手術の痛みに不安を感じていませんか?

インプラント治療を検討されている方の多くが、「手術は痛いのではないか」という不安を抱えています。

失った歯を取り戻せる治療法として注目されるインプラントですが、外科手術が必要になるため、痛みへの心配は当然のことです。

この記事では、インプラント手術の痛みについて、手術中から術後まで詳しくご説明します。麻酔の効果や術後の痛みの程度、そして痛みを軽減する方法まで、患者さまが安心して治療を受けられるよう丁寧に解説していきます。

土支田ファミリー歯科では、患者さまの不安に寄り添い、納得のいく治療を提供することを大切にしています。

手術中の痛みはほとんどありません

インプラント手術では、局所麻酔をしっかりと効かせてから処置を行います。

そのため、手術中に痛みを感じることはほとんどありません。麻酔が効いている状態では、歯茎を切開したり顎の骨にドリルで穴を開けたりする際も、痛みはないのです。

ただし、意識はある状態ですので、機械の音や骨を削る際の振動は感じられます。この振動や音に不安を覚える方もいらっしゃいますが、痛みとは異なるものです。

麻酔の注射も痛みを軽減できます

麻酔注射自体に対して苦手意識をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

当院では、できるだけ細い針を使用し、麻酔薬を常温にするなど、注射時の痛みを軽減する工夫をしています。表面麻酔を事前に塗布することで、針を刺す際の痛みもほとんど感じなくなります。

歯科治療への不安が強い方には、鎮静剤を使用する方法もあります。寝付く前のようなウトウトした状態で治療を受けられるため、不安や緊張を大幅に軽減できます。

手術時間は意外と短いものです

インプラント1本の埋入時間は15分から20分ほどです。

手術前のクリーニングや治療後の説明を含めても、1本であれば2時間半程度でご予約いただいております。イメージされるよりも短い時間で終わることが多いのです。

インプラントの本数が多い場合は、埋入に1〜2時間程度かかることもあります。その場合は、眠ったようにリラックスして治療を受けられる静脈内鎮静法をおすすめしています。

術後の痛みはどの程度続くのでしょうか

インプラント手術後は、麻酔が切れた頃から痛みが始まります。

歯茎を切開して顎の骨を削るため、術後に痛みや腫れが生じるのは避けられません。ただし、痛みの程度は個人差があるものの、処方された痛み止めで抑えることができる程度です。

術後4〜5日程度で痛みは落ち着くことが一般的です。多くの患者さまは、「思っていたより痛くなかった」とおっしゃいます。

痛みのピークは術後2〜3日です

痛みが最も強く出るのは、術後2〜3日程度です。

この期間を過ぎると徐々に痛みは軽減していきます。痛み止めを指示どおりに服用することで、日常生活に支障をきたすことなく過ごせる方がほとんどです。

骨造成(骨を増やす治療)を行った場合は、通常のインプラント治療よりも痛みが長引くことがあります。術後3日をピークに10日間ほど痛みが続く可能性がありますが、これも鎮痛剤で十分に抑えられる程度です。

親知らずの抜歯と比較すると

親知らずの抜歯経験がある方は、その痛みと比較されることが多いです。

実は、通常のインプラント治療(骨造成なし)と下顎の埋まった親知らずの抜歯を比べると、親知らずの抜歯のほうが痛みや腫れが強く長く続くことが多いのです。

親知らずの抜歯は、生え方が複雑だと麻酔が効きにくかったり、抜歯に時間がかかったりします。インプラント治療は、親知らずの抜歯よりも治療時間が短く、痛みも比較的軽いと言えます。

術後の腫れについて知っておきたいこと

手術後の腫れは、早い人なら2〜3日程度で落ち着きます。

長くても1〜2週間で腫れは引いていくでしょう。骨の量が十分にある場合やインプラントを入れる本数が少ない場合は、腫れることはほとんどありません。

ただし、埋め込むインプラントの本数が多い場合や骨造成の治療を行った場合は、腫れる可能性が高くなります。

腫れのピークと対処法

腫れは、インプラント手術後2〜3日をピークに10日間程度で引いていくことが多いです。

上あごより下あごの方が腫れやすく、骨を増やす治療である「サイナスリフト」の場合は内出血を伴うことがあります。手術による内出血で、顔の一部が紫色になることもありますが、次第に治るので基本的には心配いりません。

大きく腫れて不安になることもあるかもしれませんが、特に問題がなければ腫れは徐々に引いていきます。過度に心配する必要はないでしょう。

抜糸の際の痛みについて

術後10日前後で抜糸(歯茎を縫った糸を取り除く処置)を行います。

抜糸の際は、少しチクチクとした痛みを感じることがあります。注射のような痛みではありませんが、気になる場合は表面麻酔をして抜糸することも可能です。

歯茎を縫った部分に違和感や痛みを感じる場合は、抜糸すると症状が改善することが多いです。その間、傷口が気になると思いますが、指や歯ブラシで触れないようにしてください。

痛みを軽減するために気をつけること

術後の過ごし方によって、痛みや腫れの出方が変わることがあります。

できるだけ痛みを抑えた状態で過ごすために、いくつかの注意点を守っていただくことが大切です。

処方薬は指示どおりに服用しましょう

インプラント手術後は、痛み止めをはじめ、炎症を抑える薬や化膿止めの抗生剤が処方されます。

特に抗生剤については、途中で服用をやめてしまうと殺菌効果が薄れ、腫れや痛みが長引く原因となる可能性があります。用法・容量を守って正しく服用してください。

痛み止めは、痛みが出る前に服用することで効果的に痛みをコントロールできます。我慢せずに、指示どおりに服用しましょう。

 

血行が良くなる行為を控えてください

術後1〜2日は、お風呂、サウナ、温泉は避けてください。

血行が良くなると患部から出血したり、腫れや痛みがひどくなったりする恐れがあります。入浴はぬるめのシャワー程度で軽く済ませましょう。

激しい運動も1週間は避けてください。プール・スポーツジム・ジョギングなどは控え、安静に過ごすことが大切です。

手術部分を刺激しないように

傷口が細菌感染を起こしてしまうと、腫れや痛みはひどくなります。

手術した傷口を舌や指で触ることは避けてください。歯磨きを通常と同じような力加減で行うことも控えましょう。麻酔が効いているからといって、周囲の頬を触ったりすることも傷口が広がる原因となります。

口の中を清潔にしておくことは重要ですが、患部の周りはあまり強く刺激しないように注意しながら、時間をかけ丁寧に歯磨きを行いましょう。

食事の際の注意点

術後は1〜2時間麻酔が効いている状態のため、完全に切れてから食事をしてください。

おかゆや麺類などの柔らかいものを召し上がることをおすすめします。また、待機期間中はインプラントが埋入された部位では絶対に噛まないでください。

硬いものや極端に辛いものは避け、少しでも刺激を与えないように心がけましょう。

喫煙と飲酒は控えましょう

お酒は腫れや痛みを増幅させるため、2〜3日は控えてください。

煙草の煙に含まれる有害物質は、血流を悪化させ、インプラントが周辺の組織や顎の骨などと結合するのを阻むといわれています。インプラントが安定しない原因になりかねないため、喫煙習慣のある方は、インプラント手術を機に禁煙をおすすめします。

時間が経ってから痛みが出ることもあります

術後の痛みは徐々に落ち着くのが一般的ですが、あとから痛み出すケースもあります。

人工歯を入れてから痛む場合

インプラントの上部構造(人工歯)を入れてから、痛むことがあります。

噛み合わせの高さや隣の歯に干渉していることで痛む場合が多いです。人工歯のサイズや高さを調整することで、改善できるでしょう。

違和感や痛みを感じたら、我慢せずにすぐにご相談ください。

術後数年経ってから痛む場合

術後数年経ってから、インプラント部分が痛むことがあります。

インプラント周囲炎になっている可能性が高いです。インプラント周囲炎とは、インプラントを支える歯周組織が炎症を起こしている状態を指します。インプラントの歯周病ともいわれます。

インプラントは天然歯に比べて抵抗力が低いため、術後の定期的なメンテナンスや丁寧なセルフケアを怠ると、リスクが高まるでしょう。軽度の場合は歯科医院で歯周病の治療を受ければ改善できますが、重度の場合は、インプラントを残すことが難しくなるかもしれません。

土支田ファミリー歯科での取り組み

当院では、患者さまが安心してインプラント治療を受けられるよう、さまざまな配慮をしています。

「最愛の人に紹介したい歯科医院」を理念に掲げ、患者さま一人ひとりに寄り添った歯科医療を大切にしています。患者さまが納得して治療を選択できるよう丁寧な説明を行い、その方にとって最善の医療を提供することを心がけています。

痛みへの不安に寄り添います

治療の前に、腫れや痛みに関してしっかりとご説明いたします。

骨の造成を行う場合は、腫れがでると困る日などを避け、手術の日程を調整させていただきます。不安なことや気になることがあれば、どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。

常に新しい知識と技術の習得に努め、最新設備を活用した質の高い歯科医療の提供を目指しています。

アクセスと診療時間

土支田ファミリー歯科は、東京都練馬区土支田に位置し、都営大江戸線光が丘駅A5出口から徒歩16分の場所にあります。

休診日は火曜日と祝日で、18時以降の診療も可能です。土曜日は12時まで診療を行っており、お子さまからご年配の方まで幅広い診療を提供しています。

保育士が勤務しており、親子一緒に健康なお口作りに取り組める環境が整っています。

まとめ〜不安を解消して治療に臨みましょう

インプラント手術の痛みについて、詳しくご説明してきました。

手術中は麻酔により痛みはほとんどなく、術後の痛みも痛み止めで十分に抑えられる程度です。痛みのピークは術後2〜3日程度で、多くの場合は4〜5日で落ち着きます。

術後の過ごし方に気をつけることで、痛みや腫れを軽減することができます。処方薬を指示どおりに服用し、血行が良くなる行為を控え、手術部分を刺激しないように心がけましょう。

インプラント治療は、失った歯を取り戻し、しっかり噛める歯を手に入れられる優れた治療法です。痛みへの不安から治療を躊躇されている方も、適切な知識を持つことで安心して治療に臨めるでしょう。

土支田ファミリー歯科では、患者さまの不安に寄り添い、納得のいく治療を提供することを大切にしています。インプラント治療についてご不明な点やご心配なことがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。

すべての患者さまを家族と思い接し、最善の医療を提供することをお約束いたします。

手術の痛みが気になる方へ

インプラント手術に不安がある場合は、痛みだけでなく治療の流れや術後の過ごし方も含めて確認しておくと安心です。初診で気になる点を相談できます。

WEB予約はこちら

関連リンク

インプラントの概要や注意点を事前に確認したい方に向いています。

次の一歩

痛みや術後の心配を減らしたい方は、まず検査や説明を受けて治療の見通しを確認してみてください。

不安を相談する

【著者情報】

土支田ファミリー歯科 院長
杉本 貴由紀

「最愛の人に紹介したい歯科医院」を理念に、患者様一人ひとりに寄り添った診療を大切にしています。すべての患者様を家族のように考え、納得いただける治療選択と最善の医療提供を心がけています。特にお子さまが歯科医院を好きになれる環境づくりにも注力し、将来のお口の健康を見据えた診療を行っています。

経歴
静岡聖光学院高等学校 卒業
鶴見大学 歯学部 卒業
鶴見大学附属病院 総合歯科 臨床研修 修了
愛知県一宮市・犬山市の歯科医院にて勤務
土支田ファミリー歯科 開院

一覧へ戻る