インプラント治療の期間と流れ〜初診から完了までを詳しく解説

2026.03.25

「インプラント治療に興味があるけれど、どれくらいの期間がかかるのだろう」

このような疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。

インプラント治療は、失った歯を補う優れた方法ですが、治療期間や流れについて不安を感じる方も少なくありません。治療には外科手術が必要となり、骨との結合を待つ期間も必要です。そのため、ブリッジや入れ歯と比べると治療期間は長くなります。

一般的に、インプラント治療は「3〜6ヶ月」程度の期間が必要です。ただし、お口の状態や治療する部位によって期間は変わります。この記事では、初診から完了まで、各ステップにかかる期間と内容を分かりやすくご説明します。

インプラント治療の期間はどれくらいかかるのか

インプラント治療の期間は、一般的に「3〜6ヶ月」が目安となります。

治療期間が長くなる理由は、人工歯根(インプラント体)を顎の骨に埋め込んだ後、骨としっかり結合するまで待つ必要があるためです。この期間を「骨結合期間」と呼び、インプラント治療において最も重要なステップの一つです。

治療期間は、上顎か下顎かによっても変わります。下顎は骨が硬くてしっかりしているため、骨結合期間は「2〜3ヶ月」程度です。一方、上顎は骨が柔らかいため、「3〜6ヶ月」程度かかる傾向があります。

また、虫歯や歯周病がある場合は、インプラント治療を始める前にこれらの治療を完了させる必要があります。お口の中に細菌が多い状態で手術を行うと、感染症のリスクが高まるためです。

骨の量が不足している方は、骨を増やす「骨造成」という処置が必要になることもあります。この場合、治療期間はさらに「4〜5ヶ月」程度延びることがあります。

治療期間は個人差が大きいため、正確な期間は精密検査を行った上で担当医にご確認ください。

治療期間に影響する要因

インプラント治療の期間は、いくつかの要因によって変わります。

骨の状態が最も大きな要因です。骨の密度や量が十分であれば、治療期間は短くなります。骨が不足している場合は、骨造成という処置が必要となり、期間が延びます。

治療する部位も重要です。前歯は骨が薄いため慎重な処置が必要ですが、奥歯は噛む力が強いため、骨との結合をしっかり待つ必要があります。

お口の健康状態も影響します。虫歯や歯周病がある場合は、まずこれらの治療を完了させてから、インプラント治療に進みます。

全身の健康状態も考慮すべき点です。糖尿病などの持病がある場合、傷の治りが遅くなる可能性があるため、慎重に経過を見る必要があります。

インプラント治療の流れと各ステップの期間

インプラント治療は、いくつかのステップに分かれています。

各ステップの内容と期間を理解することで、治療全体の見通しが立ちやすくなります。ここでは、初診から完了まで、標準的な流れをご説明します。

初診・カウンセリング(30分〜1時間)

初診では、お口の中のお悩みや治療に対するご希望を詳しくお伺いします。

インプラント治療の概要、メリット・デメリット、他の治療方法との比較など、丁寧にご説明します。この段階で、疑問や不安な点をすべて解消していただくことが大切です。

無料カウンセリングを実施している歯科医院も多いため、まずは気軽にご相談ください。

精密検査・治療計画(30分〜1時間)

カウンセリングの後、精密検査を行います。

CT撮影は、骨の状態を立体的に確認するために必須の検査です。骨の厚み、高さ、密度、神経や血管の位置などを正確に把握します。この情報をもとに、安全で確実な治療計画を立てます。

口腔内写真レントゲン撮影歯型の採取なども行い、現在のお口の状態を詳しく記録します。

検査結果をもとに、治療のスケジュール、費用の見積もり、使用する材料などをご説明します。ご納得いただいた上で、治療計画に同意していただきます。

初期治療(必要に応じて)

虫歯や歯周病がある場合は、まずこれらの治療を行います。

歯周病は、インプラントを支える骨を溶かしてしまう「インプラント周囲炎」の最大の原因です。お口の環境を整えることが、インプラントを長持ちさせる近道となります。

初期治療にかかる期間は、お口の状態によって異なりますが、「2週間〜数ヶ月」程度です。

インプラント埋入手術(15分程度/1本)

歯茎を開いて、顎の骨にインプラント体を埋め込む手術を行います。

手術時間は、1本あたり「15分」程度です。埋め込む本数や抜歯の有無によって、手術時間は変わります。手術中は麻酔を使用するため、痛みはほとんど感じません。

手術方法には、「1回法」と「2回法」があります。1回法は手術を1回で終える方法、2回法は2回に分けて行う方法です。お口の状態に応じて、適切な方法を選択します。

抜糸・仮歯調整(処置後2週間)

手術後、約「2週間」で抜糸を行います。

必要に応じて仮歯の調整を行い、待機期間中の生活に支障がないようにします。前歯の場合は、見た目に配慮して仮歯を入れることが一般的です。

仮歯を使っている間は、硬い食べ物や粘着力の強い食べ物は避けていただくことをお勧めします。

骨結合期間(2〜6ヶ月)

インプラント体と骨が結合するのを待つ期間です。

下顎の場合は「2〜3ヶ月」、上顎の場合は「3〜6ヶ月」程度が目安です。この期間中は、基本的にご来院の必要はありません。

ただし、過度な飲酒や喫煙、激しい運動は避けてください。骨との結合に悪影響を及ぼす可能性があります。お口の中を清潔に保つことも大切です。

二次処置・アバットメント取付(30分程度)

骨との結合を確認した後、インプラントの頭にキャップ(アバットメント)を装着します。

2回法の場合は、再度歯茎を開く処置が必要です。処置後は「1〜2週間」ほど、歯茎の形が整うのを待ちます。

型取り(30分〜60分程度)

患者さまに合わせたオーダーメイドの人工歯を作るため、型取りを行います。

精密な型取りを行うことで、噛み合わせや見た目が自然な人工歯を作ることができます。

人工歯の装着(30分程度)

完成した人工歯(上部構造)を装着します。

噛み合わせや形態を確認し、必要に応じて調整を行います。この段階で、インプラント治療は完了です。

メンテナンス・定期検査(30分程度)

インプラント治療後は、定期的なメンテナンスが必要です。

天然の歯と同様に、インプラントも適切なケアを行うことで長持ちします。「3〜6ヶ月」に1回程度、定期検査を受けることをお勧めします。

治療中の歯のない期間はどうするのか

「治療中、歯がない状態で過ごすのは不安」という方も多いのではないでしょうか。

基本的には、治療期間中も仮歯を使用するため、歯のない期間はほとんどありません。特に前歯の場合は、見た目に大きく関わるため、即日仮歯という方法で、手術当日に仮歯を入れることも可能です。

仮歯はプラスチック製のため、最終的に装着するセラミックと比べると耐久性は劣ります。しかし、日常生活を送る上で大きな支障はありません。

奥歯の場合は、お口の状態によって仮歯を入れないこともあります。ただし、必要に応じて対応しますので、ご相談ください。

仮歯を使っている期間は、快適な人工歯を作るためのテスト期間でもあります。違和感や不具合があれば、必ず担当医にお伝えください。

治療期間を短縮する方法はあるのか

「できるだけ早く治療を終えたい」という方もいらっしゃるでしょう。

治療期間を短縮する方法として、信頼性の高いインプラントシステムを使用することが挙げられます。例えば、ストローマン社製のインプラントは、世界シェアNo.1のブランドで、治療期間の短縮が可能です。

ストローマン社のRoxilid SLAインプラントは、50年の歴史と20年の追跡調査を行っている信頼性の高いメーカーです。骨との結合が早いため、治療期間を短縮できる可能性があります。

ただし、治療期間の短縮は、お口の状態や骨の質によって異なります。無理に期間を短縮すると、インプラントの安定性に影響する可能性があるため、慎重に判断する必要があります。

まずは担当医とよく相談し、ご自身に最適な治療計画を立てることが大切です。

土支田ファミリー歯科でのインプラント治療

当院では、患者さま一人ひとりに寄り添った丁寧なインプラント治療を提供しています。

「最愛の人に紹介したい歯科医院」を理念に掲げ、患者さまが納得して治療を選択できるよう、丁寧な説明を心がけています。

精密なCT検査により、骨の状態や神経の位置を正確に把握し、安全な治療計画を立てます。最新設備を活用した質の高い歯科医療の提供を目指しています。

インプラント治療は、失った歯を補う優れた方法です。天然歯に近い噛み心地と見た目を再現でき、周囲の歯を削る必要もありません。しっかり噛めることで、食事を楽しむことができます。

治療期間は「3〜6ヶ月」程度が一般的ですが、お口の状態によって異なります。まずは無料カウンセリングで、ご自身の場合の治療期間や費用についてご確認ください。

練馬区土支田にある当院は、都営大江戸線光が丘駅A5出口から徒歩16分の場所にあります。土曜日は12時まで診療を行っており、18時以降の診療も可能です。保育士が勤務しているため、お子さま連れの方も安心してご来院いただけます。

まとめ

インプラント治療の期間は、一般的に「3〜6ヶ月」程度です。

治療は、初診・カウンセリング、精密検査、手術、骨結合期間、人工歯の装着という流れで進みます。各ステップにかかる期間を理解することで、治療全体の見通しが立ちやすくなります。

治療期間中も仮歯を使用するため、歯のない期間はほとんどありません。日常生活を送る上で大きな支障はないため、安心して治療を受けていただけます。

インプラント治療は、失った歯を補う優れた方法です。天然歯に近い噛み心地と見た目を取り戻すことができます。

当院では、精密診断と丁寧な説明により、安全で確実なインプラント治療を提供しています。治療期間や費用について詳しく知りたい方は、ぜひ一度ご相談ください。

あなたの笑顔を取り戻すお手伝いをさせていただきます。

インプラントの流れを確認したい方へ

治療期間はお口や骨の状態によって変わることがあります。初診時の流れ、検査内容、所要時間や費用の相談もしながら進められるか確認できます。

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次の一歩

検査から治療完了までのおおまかな見通しを知りたい方は、まずは初診で現在の状態を確認してみてください。

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【著者情報】

土支田ファミリー歯科 院長
杉本 貴由紀

「最愛の人に紹介したい歯科医院」を理念に、患者様一人ひとりに寄り添った診療を大切にしています。すべての患者様を家族のように考え、納得いただける治療選択と最善の医療提供を心がけています。特にお子さまが歯科医院を好きになれる環境づくりにも注力し、将来のお口の健康を見据えた診療を行っています。

経歴
静岡聖光学院高等学校 卒業
鶴見大学 歯学部 卒業
鶴見大学附属病院 総合歯科 臨床研修 修了
愛知県一宮市・犬山市の歯科医院にて勤務
土支田ファミリー歯科 開院

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