オールセラミックとジルコニアの比較〜あなたに最適な素材の選び方

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2026.03.21

歯科治療で「白い歯にしたい」とお考えの方は多いのではないでしょうか。

銀歯が気になる方や、前歯の見た目を改善したい方にとって、セラミック治療は有効な選択肢となります。しかし、オールセラミックやジルコニアといった素材の違いがよくわからず、どちらを選べばよいか迷われる方も少なくありません。

当院では、患者さまお一人おひとりのお口の状態やご希望に合わせて、最適な素材をご提案しています。審美性を重視するのか、強度を優先するのか・・・治療部位や噛み合わせの状態によって、適した素材は変わってきます。

本記事では、オールセラミックとジルコニアの特徴を詳しく比較し、あなたに最適な素材選びをサポートします。

オールセラミックの特徴とメリット

オールセラミックは、金属を一切使用せず、すべてセラミック素材で作られる被せ物です。

天然歯に近い透明感と色調を再現できるため、審美性に優れています。特に前歯の治療において、周囲の歯と見分けがつかないほど自然な仕上がりを実現できます。

天然歯に馴染む透明感

オールセラミックの最大の特徴は、天然歯のような透明感を再現できることです。光を通す素材のため、天然歯のように先端にいくほど透きとおる状態を表現できます。さまざまな色のセラミックを何層にも重ねて焼成を繰り返すことで、患者さまの歯に合う自然な色調を表現可能です。

精密に製作されたオールセラミックは、周囲の歯と見分けがつかないほどの審美性を持っています。

金属アレルギーの心配がない

オールセラミックは金属を使用していないため、金属アレルギーの心配がありません。

金属を長期間口腔内に入れていることで起こる歯肉の着色(メタルタトゥー)の心配もないため、歯だけでなく全身や歯肉の健康も維持できます。

汚れがつきにくく清潔

セラミックは硬度があるため、表面に傷がつきにくい特徴があります。表面に細かい傷がつきにくいことで、プラークや汚れがつきにくく、長く清潔に使用できます。また、変形しにくいため、詰め物・被せ物と歯の間にすき間が生じにくく、二次虫歯のリスクが低減されます。

オールセラミックの注意点

オールセラミックは審美性に優れていますが、強い衝撃を受けると欠けたり割れたりする可能性があります。

特に歯ぎしりや食いしばりの癖がある方、噛み合わせが強い方は、噛む力によって割れてしまうこともあります。そのような方は、奥歯にオールセラミックが使用できないことがあります。ただし、近年は材料の進歩により耐久性に優れた新しい種類のセラミック素材が開発されており、デメリットは克服されつつあります。

また、保険適用外のケースが多く、費用は高額になります。目安としてはオールセラミックが10万~15万円程度となります。

ジルコニアの特徴とメリット

ジルコニアは「人工ダイヤモンド」とも呼ばれるセラミックの一種です。

強度に優れており、長期間の使用に耐えられる特徴があります。体にとって馴染みやすい素材であり、人工関節などにも使用されています。金属アレルギーの心配もありません。

圧倒的な強度と耐久性

ジルコニアは非常に硬く、耐久性に優れた素材です。硬さの単位に「モース硬度」というものがあります。ダイヤモンドが最高値の10であるのに対し、ジルコニアは8~8.5の硬度があり、その強靭さが伺えます。また、ジルコニアは耐摩耗性にも優れており、長期間使用してもほとんどすり減りません。

この優れた強度と耐久性により、噛む力が強くかかる奥歯に適しています。

奥歯やブリッジにも使用可能

ジルコニアの優れた強度は、奥歯の治療に最適です。奥歯は見た目よりも機能性が重視されるため、強い噛み合わせに耐えられるジルコニアが適しています。また、何らかの理由で失われた歯を隣接する歯で支える構造のブリッジにも使用できます。

歯ぎしりや食いしばりの癖がある方、噛む力が強い方でも、割れや欠けの心配がほとんどありません。

過酷な口内環境にも耐える

口内環境は食べ物による急激な温度の上昇・下降やアルカリ、酸などから、変化が大きく実に過酷です。しかし、ジルコニアは酸やアルカリ・熱への耐久性がとても高く、長期的に使用していても変色や溶解するといった心配はまずありません。

ジルコニアの注意点

ジルコニアは透明感が少ないため、オールセラミックに比べて天然歯の質感や色を完璧に再現するのは難しいです。ジルコニアは透明感が出せず色が白すぎることもあり、周囲の歯と比較すると、目立ってしまう可能性があります。

ただし、最近は「見た目を重視した透過率の高いジルコニア」も登場しているため、これまでよりも自然な見た目が再現できるようになりました。

また、セラミック治療全般のデメリットですが、セラミックで被せ物を作る際には衝撃や噛む力に耐えるためにセラミック自体の厚みを確保しなければならず、歯を削る必要があります。

オールセラミックとジルコニアの違い

オールセラミックとジルコニアはどちらもセラミックの一種ですが、見た目や強度、費用などが異なります。

審美性の違い

オールセラミックは天然歯のような透明感と色調を再現でき、審美性に優れています。一方、ジルコニアは白い歯を入れることはできますが、天然歯のような透明感や色調の再現は難しいです。そのため、前歯にジルコニアを使用すると違和感を覚えることがあります。

審美性を重視する方は、オールセラミックの方が適しています。

強度の違い

強度の面では、ジルコニアが圧倒的に優れています。ジルコニアは金属に匹敵する硬さがあるため、通常の使用で破損することはほとんどありません。一方、オールセラミックも強度は高いですが、強い衝撃が加わると割れたり欠けたりすることがあります。

特に、歯ぎしり・食いしばりの癖がある方や噛む力が強い方はジルコニアが適しています。

費用の違い

オールセラミックとジルコニアはどちらも自費診療のため、費用は高額になります。目安としてはオールセラミックが10万~15万円程度、ジルコニアは7万~12万円程度となり、ジルコニアの方が安価に設定されていることが多いです。

治療費は歯科医院によって異なるため、オールセラミックやジルコニアを検討している場合は、事前に複数の歯科医院で見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。

寿命の違い

オールセラミックとジルコニアは、どちらも耐久性に優れています。セルフケアと定期メインテナンスをしっかり行っていれば、約10~15年以上使用できます。保険の銀歯の寿命が5年程度であることを考えると、長く使用できることは大きなメリットです。

部位別の最適な素材選び

治療部位によって、適した素材は変わってきます。

前歯にはオールセラミックが最適

前歯は審美性が最も重視される部位です。オールセラミックは透明感を出せる唯一の素材であり、色調を細かく調整できるため、審美性が求められる前歯に適しています。周囲の歯と見分けがつかないほど自然な仕上がりを実現できます。

前歯の見た目を改善したい方、自然な歯の色を再現したい方には、オールセラミックがおすすめです。

奥歯にはジルコニアが最適

奥歯は噛む力が強くかかる部位です。ジルコニアの優れた強度と耐久性は、奥歯に適しています。奥歯は見た目よりも機能性が重視されるため、強い噛み合わせに耐えられるジルコニアが適しています。

歯ぎしりや食いしばりの癖がある方、しっかり噛める歯を取り戻したい方には、ジルコニアがおすすめです。

e.maxセラミックという選択肢

当院では、オールセラミック、ジルコニア、e.maxセラミックの3種類のセラミック素材を提供しています。e.maxセラミックは審美性と強度のバランスが良く、前歯や小臼歯に適した素材です。

オールセラミックほどの透明感はありませんが、ジルコニアよりも審美性に優れています。また、オールセラミックよりも強度があるため、小臼歯などにも使用できます。

ジルコニアセラミックという選択肢

被せ物の内側のフレームをジルコニアで作成し、外側をセラミックで作成する「ジルコニアセラミック」という素材もあります。ジルコニアの強度とセラミックの審美性を実現できるため、前歯にも奥歯にも使用できます。

ジルコニアポーセレンとも呼ばれ、色調、透明感に優れているので、前歯にも臼歯にも向いています。

土支田ファミリー歯科のセラミック治療

当院では、患者さまお一人おひとりのお口の状態やご希望に合わせて、最適な素材をご提案しています。

すべての患者さまを家族と思い接する

当院は「最愛の人に紹介したい歯科医院」を理念に掲げ、患者さまお一人おひとりに寄り添った歯科医療を大切にしています。患者さまが納得して治療を選択できるよう丁寧な説明を行い、その方にとって最善の医療を提供することを心がけています。

審美性と機能性を両立

当院の審美セラミック治療では、天然歯に近い見た目と機能性を兼ね備えた治療を提供しています。銀歯などの金属を使用せず、セラミック素材を用いて歯の形や色を整えることで、自然な口元を再現します。

見た目だけでなく、むし歯の再発リスクを抑えるメリットもあります。セラミックは変形しにくいため、詰め物・被せ物と歯の間にすき間が生じにくく、二次虫歯のリスクが低減されます。

保育士が勤務し親子で通院可能

当院では保育士が勤務しており、親子一緒に健康なお口作りに取り組める環境が整っています。お子さまからご年配の方まで幅広い診療を提供しており、土曜日は12時まで診療を行っています。18時以降の診療も可能です。

アクセスと診療時間

当院は東京都練馬区土支田に位置し、都営大江戸線光が丘駅A5出口から徒歩16分の場所にあります。休診日は火曜日と祝日です。

まとめ〜あなたに最適な素材を選ぶために

オールセラミックとジルコニアは、それぞれ異なる特徴を持っています。

オールセラミックは天然歯のような透明感と色調を再現でき、審美性に優れています。前歯の治療に最適で、周囲の歯と見分けがつかないほど自然な仕上がりを実現できます。一方、ジルコニアは圧倒的な強度と耐久性を持ち、奥歯の治療に最適です。歯ぎしりや食いしばりの癖がある方でも、割れや欠けの心配がほとんどありません。

どちらの素材も金属アレルギーの心配がなく、汚れがつきにくく、むし歯の再発リスクが低いというメリットがあります。また、セルフケアと定期メインテナンスをしっかり行っていれば、約10~15年以上使用できます。

治療部位や噛み合わせの状態、審美性へのこだわりによって、適した素材は変わってきます。当院では、患者さまのお口の状態やご希望を丁寧にお伺いし、最適な素材をご提案しています。

銀歯を白くしたい方、前歯の見た目を改善したい方、自然な歯の色を再現したい方、長期的な審美性を求める方は、ぜひ一度ご相談ください。

土支田ファミリー歯科では、あなたに最適なセラミック治療をご提案します。

お口の健康と美しさを取り戻すために、私たちがサポートいたします。まずはお気軽にご相談ください。

素材選びで迷っている方へ

セラミック素材は見た目や強度、噛み合わせとの相性を踏まえて選ぶことが大切です。記事とあわせて、院内で案内している素材の特徴も確認できます。

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関連リンク

院内ページではオールセラミッククラウンなどの特徴を確認できます。

次の一歩

口元の状態によって向く素材は異なるため、候補を絞りたい方は診療時に相談してみると比較しやすくなります。

素材を相談する

【著者情報】

土支田ファミリー歯科 院長
杉本 貴由紀

「最愛の人に紹介したい歯科医院」を理念に、患者様一人ひとりに寄り添った診療を大切にしています。すべての患者様を家族のように考え、納得いただける治療選択と最善の医療提供を心がけています。特にお子さまが歯科医院を好きになれる環境づくりにも注力し、将来のお口の健康を見据えた診療を行っています。

経歴
静岡聖光学院高等学校 卒業
鶴見大学 歯学部 卒業
鶴見大学附属病院 総合歯科 臨床研修 修了
愛知県一宮市・犬山市の歯科医院にて勤務
土支田ファミリー歯科 開院

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