子どもの口呼吸の治し方|練馬区土支田ファミリー歯科が原因・対策を解説
2026.07.28

「うちの子、いつも口を開けて寝ている…」「気づくとぽかんと口を開けていることが多い」そんなお子さんの様子が気になっている親御さんは、とても多くいらっしゃいます。
実は口呼吸は歯並びや顔の発育、全身の健康にも影響を与えることがあり、早めに気づいて対策することがとても大切です。この記事では、子どもの口呼吸の原因・ご家庭でできる治し方・歯科でのサポートについてわかりやすくお伝えします。
- ✅ 子どもの口呼吸が起こる主な原因
- ✅ ご家庭でできる口呼吸の治し方・トレーニング方法
- ✅ 歯科・小児歯科でどんなサポートが受けられるか
- ▸ 「うちの子、口で呼吸してる?」と感じたら要注意
- ◦ 口呼吸かどうかチェックしてみましょう
- ◦ よくある誤解:「子どもだから自然に治る」は待ってから考えて
- ▸ 子どもが口呼吸になる原因を知ろう
- ◦ 口呼吸が歯並びや発育に影響する仕組み
- ◦ むし歯・口臭リスクにも関係します
- ▸ ご家庭でできる!子どもの口呼吸の治し方・トレーニング
- ◦ STEP 1:あいうべ体操で口まわりの筋肉を鍛える
- ◦ STEP 2:舌の正しい位置を意識させる(スポット練習)
- ◦ STEP 3:鼻呼吸を意識する生活習慣の工夫
- ◦ STEP 4:鼻呼吸を促すテープ・グッズの活用
- ▸ 歯科でできる口呼吸へのアプローチ|MFT・矯正との関係
- ◦ MFT(口腔筋機能療法)とは
- ◦ 矯正治療と口呼吸の関係
- ◦ CTによる精密診断でお口の状態を詳しく確認
- ▸ 土支田ファミリー歯科が親子で通いやすい5つの理由
- ▸ よくあるご質問|子どもの口呼吸について
- ◦ この記事のまとめ
- ◦ 子どもの口呼吸が気になったら、まずはご相談ください
「うちの子、口で呼吸してる?」と感じたら要注意
お子さんが寝ているときにいつも口が開いていたり、テレビを見ているときにぽかんと口を開けていたりすること、ありませんか?「子どもだからそんなものかな」と思いがちですが、鼻ではなく口で呼吸することがくせになっている状態は、実はさまざまなトラブルにつながる可能性があります。
口呼吸が続くと、のどや気道に直接外気が入り込むため、ウイルスや細菌を防ぎにくくなります。また、口の中が乾燥しやすくなることでむし歯や歯周病のリスクが上がることも知られています。さらに成長期のお子さんにとっては、顎の発育や歯並びへの影響も見逃せないポイントです。
「でも、鼻が詰まりやすいだけじゃないの?」と思われる方もいるかもしれません。確かに一時的な鼻づまりで口呼吸になることはありますが、習慣的に口呼吸が続いている場合は、口まわりの筋肉や舌の位置にも問題が生じていることがあります。まずは「なぜ口呼吸になっているのか」を知ることが、治し方への第一歩です。
口呼吸かどうかチェックしてみましょう
以下のような様子が見られる場合、お子さんが口呼吸ぎみになっている可能性があります。日常の中で少し意識して観察してみてください。
- 寝ているときに口が開いていることが多い
- 起きたときに口の中や唇が乾燥している・カサカサしている
- いびきをかいたり、口を閉じてもすぐ開いてしまう
- 食事のときに口を開けたまま噛んでいる・音を立てて食べる
- 前歯が出ている・唇を閉じると下あごに力が入る
よくある誤解:「子どもだから自然に治る」は待ってから考えて
「成長すれば自然に鼻呼吸に戻るだろう」と考える親御さんもいらっしゃいます。しかし、口呼吸のくせは自然に改善されることは少なく、放置すると習慣として定着してしまうことがあります。成長期のうちに適切なアプローチをとることが、お子さんの将来の歯並びや健康にとって大きな意味を持ちます。
子どもが口呼吸になる原因を知ろう
口呼吸の「治し方」を知る前に、まずはなぜ口呼吸になってしまうのかを理解することが大切です。原因は一つではなく、複数の要因が重なっていることも多くあります。
アレルギー性鼻炎や慢性的な鼻づまり、アデノイド肥大(咽頭扁桃の腫れ)があると、鼻で呼吸しにくくなるため自然と口呼吸になりやすくなります。花粉症や通年性アレルギーを持つお子さんに多く見られる原因です。鼻の通りを改善することが、口呼吸改善への近道になることがあります。
口をしっかり閉じるためには、口のまわりの筋肉(口輪筋)と舌の筋肉が適切に機能している必要があります。やわらかい食べ物が中心の食生活や、指しゃぶり・おしゃぶりの長期使用などにより、これらの筋肉が十分に発達していないと口をふさぐ力が弱くなり、口呼吸になりやすい状態が生まれます。
健康な鼻呼吸をしている状態では、舌の先端が上あごの前歯のすぐ内側(スポット)に軽く触れています。しかし、口呼吸のお子さんは舌が下あごの底に落ちていることが多く、これを「低位舌」と呼びます。低位舌は上あごの発育を妨げ、歯並びの乱れにもつながるため、舌の正しい位置を覚えることが口呼吸改善のカギになります。
口呼吸が歯並びや発育に影響する仕組み
口呼吸が続くと、舌が上あごに触れる時間が少なくなります。本来、舌は上あごを内側から押し広げて顎の発育を促す役割を担っています。舌がその役割を果たせないと、上あごが狭くなり出っ歯や叢生(ガタガタの歯並び)につながりやすくなります。また、常に口が開いていることで口元の筋肉バランスが崩れ、顔つきや表情にも影響が出ることがあります(個人差があります)。
むし歯・口臭リスクにも関係します
口呼吸では口の中が常に乾燥した状態になります。唾液にはむし歯菌の活動を抑えたり、口の中を洗浄・中和したりする大切な働きがあります。唾液が減ることでむし歯や歯周病になりやすくなり、口臭の原因にもなります。お子さんの口臭が気になる場合、口呼吸が一因になっていることがあります。

ご家庭でできる!子どもの口呼吸の治し方・トレーニング
口呼吸の改善には、毎日の習慣づけとトレーニングが大切です。すぐに劇的な変化があるわけではありませんが、継続することで口まわりの筋肉が鍛えられ、自然と鼻呼吸ができるようになることが期待できます(個人差があります)。ご家庭でできる代表的な方法をステップ形式でご紹介します。
STEP 1:あいうべ体操で口まわりの筋肉を鍛える
「あ」で口を大きく開ける→「い」で口角を思い切り横に広げる→「う」で口をすぼめて前に突き出す→「べ」で舌を思い切り下に出す、という動作を1セットとして、1日30回程度を目安に続けます。テレビを見ながら、お風呂に入りながらでも取り組めるので、親子で一緒に楽しみながら続けてみてください。
STEP 2:舌の正しい位置を意識させる(スポット練習)
上あごの前歯の裏側、少し奥にある小さなふくらみ(スポット)に舌の先を軽く当てるのが正しい舌の位置です。まず親御さんが自分のスポットを触って確認し、お子さんに「ここに舌を置いてみて」と教えてあげましょう。最初は意識しないとすぐ忘れてしまいますが、食事中以外は常にスポットを意識する習慣をつけることが目標です。
STEP 3:鼻呼吸を意識する生活習慣の工夫
食事のときに「口を閉じてよく噛む」ことを意識させましょう。よく噛むことは顎の発育と口まわりの筋肉強化にもつながります。また、姿勢が悪いと気道が狭くなり口呼吸になりやすいため、食事中や勉強中の姿勢にも気をつけましょう。寝るときは仰向けを意識し、枕の高さを合わせることも助けになることがあります(個人差があります)。
STEP 4:鼻呼吸を促すテープ・グッズの活用
市販の「口閉じテープ」と呼ばれる就寝時に口をふさぐ専用のテープを使うことで、寝ている間の口呼吸を防ぐサポートができます。ただし、鼻が完全に詰まっている状態での使用は苦しさを感じさせることがあるため、必ず鼻の通りを確認したうえで使用し、無理のない範囲でお試しください。使用前に歯科や耳鼻科に相談されることをおすすめします。
⚠ ご注意ください
ご家庭でのトレーニングはあくまで習慣改善のサポートです。アレルギー性鼻炎やアデノイド肥大など、鼻・のどの病気が原因の場合は、耳鼻科での治療が必要になることがあります。また、歯並びへの影響が大きい場合は歯科での専門的な診察・対応が重要です。気になる症状がある場合は早めに専門家にご相談ください。
歯科でできる口呼吸へのアプローチ|MFT・矯正との関係
ご家庭での取り組みと並行して、歯科での専門的なサポートを受けることで、より効果的に口呼吸の改善を目指すことができます。特に小児歯科や矯正に対応している歯科医院では、口腔機能の発達に関するアプローチが可能です。
MFT(口腔筋機能療法)とは
MFT(Myofunctional Therapy)とは、舌・唇・頬などの口まわりの筋肉の使い方を正しく整えるトレーニングのことです。歯科衛生士や歯科医師の指導のもと、舌の位置・嚥下(飲み込み)のパターン・口唇の閉鎖力などを改善する練習を行います。口呼吸の根本的な改善を目指す上で有効なアプローチのひとつで、特に成長期のお子さんに早めに取り組むことが推奨されています(効果には個人差があります)。
✅ MFTで期待できること
- 舌の正しい位置が身につく
- 口唇閉鎖力が高まる
- 矯正治療の効果を助ける
- 歯並び悪化の予防につながる
⚠ 注意が必要なこと
- 毎日の自主練習が欠かせない
- 効果が出るまで数か月かかることも
- 鼻疾患がある場合は耳鼻科との連携が必要
- 個人差があり全員に同じ効果が出るわけではない
矯正治療と口呼吸の関係
口呼吸によって上あごが十分に発育しないと、歯が並ぶスペースが不足し叢生(ガタガタ歯)や出っ歯になりやすくなります。逆に出っ歯や歯並びの乱れが原因で口が閉じにくくなり、口呼吸が続いてしまうという悪循環も起きることがあります。歯科での矯正相談では、歯並びと口呼吸の両方を視野に入れた診察を受けることができます。お子さんの歯並びが気になる方は、早めにご相談ください。矯正治療の費用は自費診療となります。詳しくはお問い合わせください。
CTによる精密診断でお口の状態を詳しく確認
土支田ファミリー歯科ではCTによる精密診断に対応しております。歯並びや顎の骨の状態、気道のスペースなどをより詳しく確認することができます。お子さんの口呼吸が歯並びや顎の発育に影響していないかどうかを把握するためにも、レントゲンや必要に応じたCT撮影によるていねいな診察をご提供しています。

土支田ファミリー歯科が親子で通いやすい5つの理由
練馬区土支田にある土支田ファミリー歯科は、0歳からご高齢の方まで家族みんなで通える歯科医院を目指しています。子どもの口呼吸や歯並びが気になる方にも、安心してご相談いただける環境を整えています。
よくあるご質問|子どもの口呼吸について
この記事のまとめ
- ✅ 子どもの口呼吸は鼻づまり・口まわりの筋力低下・舌の位置などが主な原因
- ✅ 放置すると歯並び・顎の発育・むし歯リスクに影響することがある
- ✅ あいうべ体操・スポット練習など、ご家庭でのトレーニングが効果的(個人差あり)
- ✅ 歯科ではMFT・矯正相談・CT診断などの専門的サポートを受けられる
- ✅ 気になったら早めに練馬区土支田の土支田ファミリー歯科へご相談を
子どもの口呼吸が気になったら、まずはご相談ください
東京都練馬区土支田の土支田ファミリー歯科では、お子さんのペースに合わせてていねいに診察します。キッズルーム完備・保育士在籍で、親子で安心して通える環境をご用意しています。土日も夜19時まで診療しておりますので、お気軽にご予約ください。
Web予約はこちらから(複数人のご予約はお電話にて) お電話でのご相談:03-3867-1182


⚕ 院長 杉本 貴由紀より
お子さんが小さいうちに「歯医者さんって怖くない」「楽しいところ」と感じてもらえることが、私のいちばんの願いです。子どものときに口呼吸のくせがついてしまうと、大人になってからも歯並びや全身の健康に影響が続くことがあります。だからこそ、気になることがあれば早めにご相談いただきたいのです。土支田ファミリー歯科では、お子さんのペースに合わせてていねいに診察いたします。「最愛の人に紹介したい歯科医院」を目指して、スタッフ一同精一杯サポートしますので、どうぞお気軽にいらしてください。